上から小さなハタに仲間。コトヒキ17センチ。フエフキダイ2匹20センチ。ガーラ(ヒラアジ)31センチ。ニジョウサバでかい。本当ニジョウサバはでっかかったなあ・・・。ガーラは上げるのにだいぶ苦労しました。小さな上4つはその場で刺身に。
ガーラは塩焼き。サバは勿論味噌煮にします。だって、刺身よりもご飯のおかずになるんだもの。(笑)

夜中に大雨が降った次の朝である。お客さんと話をするのに後を振り返っていて、次の一歩を下を確かめずに踏み出した。
思わず声を上げてしまった。噛まれる!そう思った。なにか長細くて丸いものをグリッと踏んでしまったのは分った。そいつがすごい力で動いたのも分った。ハブを踏んでしまったのだと僕は思ったのだ。
しかし、噛まれることはなく、よく見てみると確かにヘビを踏んではいたが、ハブではない。大きい。日本最大のヘビ、サキシマスジオだった。ハブではなければ、怖れる事もない。逃げて行きかけたスジオを今度は尻尾を持って捕まえる。次に鎌首をもたげる頭を軽く踏んで首を反対の手で捕らえた。凄い力。捕らえた僕の腕に巻きつき、締め上げる。
しかし、でっかいスジオだった。残念ながら全身の写真がないが、2メートル50ほどあっただろうか。
雷を避ける為に入った洞窟。さほど深いわけでもないので光が射し込み結構明るい。何か臭い匂いがしたのだが、やがて頭上を掠める気配でコウモリがいることが分った。落ちている黒いものはコウモリの糞なのだ。
見ていると驚いた訳でもなさそうだ。目が慣れれば上に4羽ほどがちょっと離れてぶら下がっている。と、外から一匹が帰ってきた。そしてなんとすぐ眼の前の壁にぴたっと止まったのである。これはチャンス!フラッシュをたかないで撮った為、ややピンぼけ。しかし、カメラの液晶を見て驚いた。これは、子供を抱えている!
後から調べた結果分ったのは、彼らがカグラコウモリという世界でも西表、石垣、与那国にしかいない珍しいコウモリであるということ。生息環境を脅かすことはやめた方がいい。
ま、だけどコウモリさん、雷よけです。勘弁して~!
車を置いている海沿いの草地で2羽がじゃれあって飛んでいた。両方ともオスの鮮やかな青い部分が羽に見えたので、実際は縄張り争いなどしていたのかも知れない。
アオタテハモドキはオスがこれほど美しいのに対し、メスはそうでもない。自然界にはよくあることだが、オスというのは一般に派手である。
カメラのズームが3倍しかない為、特に大きい訳でもないこの蝶を撮る為には結構近づかなくてはならない。しかし、なかなか近づかせてくれない。ちょっと警戒圏に入るとすぐヒラヒラ。目がいいのか?そこでちょっと考えた。太陽によって影が出来る方角を考え、太陽を正面にしてゆっくり接近。すると嘘みたいに気付かれない。最終的に30cmの接写である。
きっと影が迫るのを危険と感じているんだろうなあと思った。
暗いジャングルの沢のそば、本当に湿った岩場にミズビワソウの群落を見つけた。
別の場所では、2月ぐらいに花が咲いており、今年は花を写真に撮れなかったと残念に思っていたら、なんと6月に花が見れるとは。イワタバコ科の花で、以前紹介したヤマビワソウと葉の形などよく似ている。しかし、こちらはヤマビワソウより明らかに大きい。
ちょっと見、1メートルほどの小木のように直立した幹を持ち、質感も樹木っぽいが、触ればその幹は柔らかく茎であることが分る。つまり、この植物、草本である。
直立した茎のテッペンに葉が輪生し、その脇に花が着く。透明感のある、いかにも太陽のギラギラには弱そうなひ弱な感じの花だ。だが、僕はこのひんやりとした涼しげな顔が好きだ。
沢を行く足元にゴソゴソ動く影がある。どこにでもはびこるゴキブリか?と思ってよく見てみたら、同じように光沢があるものの、もっと美しい。
大型で金属光沢の美しいコメツキムシ。ヨツモンコメツキである。四つ紋の名の通り、胸部に前後ろ2組づつの赤い紋がある。因みに石垣島と西表島にしかいない。
このコメツキは昼間樹幹をせわしく飛び回るらしいが、なぜこんなところに?
川は面白い。木からひょんな拍子に落ちてきた動物達が流されながらもその辺の岩などに必死に這い上がっている。おそらくこのヨツモンコメツキもそうなのだろう。
因みにコメツキムシの仲間はひっくり反して置くと、屈伸の力でビンッと跳ね上がる。これには驚くがなかなかその動きは面白い。しかし、同じ甲虫なのに、クワガタ、カブト、カミキリほどには人気がないのは、やっぱ名前のせいだなあ。
6月最初の大潮である。西表の海は奥はさんご礁に囲まれているが、陸に近い内側や川の河口は砂や泥が堆積した藻場となっている。特にウミショウブなどの海草が生えるアマモ場(ウミショウブ場でもいいかな)は特に重要な役目がある。
まず、河口からの泥土をここで受け止め、根元に堆積させる。これにより、大雨の後などでも、陸からの濁った水は海に向かって行くに従って浄化され澄んでいく。
また、小さな魚達に格好の隠れ場となると同時にその餌場ともなって、生態系の底辺を支えている。
さて、このウミショウブ。海草であるから、モズクなど他の海藻と一緒にされては困る。海藻が胞子などで増えるのと違い、こちらは花もつければ種子も作る。勿論、花があるのだから受粉もされなければならない。雄花が作る花粉を雌花の雌しべへと送る作業は、やはり水の中では難しい。その為、ウミショウブは大潮でもっとも潮がひいた時間にぽっこり海面に花を咲かせる。雄花から溢れ出た沢山の花粉を乗せた小さな白いカプセルは潮のひいた海面を滑り、雌花へ辿り着く。そして受粉する。
当然、辿り着く確率は低い。風任せ、波任せである。なので、本当に沢山のカプセルが海へと放たれる。そしてごく一部が受粉に成功する。やはり、オスは競争なのだ。
ひとしきりの饗宴の終わった後、辿り着けなかったカプセルたちは波間に漂い、やるせなく汚れ、消えていくのだった。