月別アーカイブ: 2005年12月

植物の滝

Sagaribanadaki いつもの寄り道先にある不思議な滝。

そこいら中を覆い尽くす、立派で歪で絡み合った木の根。その間を水が流れて落ちている。こんな景色はなかなかないなあ。

ここは僕の最高のお気に入りの場所なのです。見たいでしょう?

竜の背骨

Terihazansyou 竜の背骨みたいだとずっと思っていた。テリハザンショウなんて名前らしい。サルカケミカンの仲間だって言われても、サルカケミカンは見たことがない。テリハザンショウなんて名前はまた味気もないね。もっと見たまま名前つけて欲しい。インパクトあるのに・・・。

なんだ、この大きな棘の起伏は。なぜか、この蔓が欲しい。かっこいいと思う。

でも、見るのはこういう蔓の部分ばっかり。なかなか葉っぱはみない。と思っていたらこの間、ずりっと巻きついた木の上から落ちているのを見つけて、ようやく葉っぱの写真も撮った。

しかし、いいなあこいつ。竜の骨格標本の模型でも暇な時、作ってみるか。勿論、これが背骨。面白そうだけど、20年後だね。きっと。(笑)

タイワンオガタマ咲く

P1010048 咲かないかな咲かないかなと気にしていた。山でこの花に出会うとほんとにいい香りがして嬉しいからだ。今年はちょっと遅かった。あんなに寒い日もあったのに。何か違う要因で花が咲くんだろうね。

カヤック漕いでは川岸の低い枝についた花の匂いを嗅ぎ、山道を歩いては落ちたばかりの新鮮な花びらを拾って嗅ぐ。あんまりいい香りなのである女性がこれでお茶が飲めるといって本当にお茶を飲んでいた。僕はずっと嗅いでいたいと片方の花の穴に詰めてみたが、最初は良かったものの、だんだん臭い気がしてきてもう二度とこんなことはやるまいと誓うのだった。

今日の魚

P1010014 でっかいカーシビ(マングローブジャック、ゴマフエダイ)にイトフエフキダイ、それからガーラ。

今日はなんと言ってもカーシビに尽きる。竿を奪われんばかりの強力な引き。今まで何度糸ごとぶち切られたか。やっとしとめた良型。

ツアー中は一番美味いガーラを刺身に。家ではカーシビの半身を刺身に。後は次の日の煮物。

全部キレイに掃除したイトフエフキは隣りのオバアにクリスマスプレゼント。たいそう喜んでいた。

今日の魚

P1010053 今日は小さめのガーラ(ヒラアジ類)とシージャー(ダツ)。ガーラはその場で三枚に下ろし、身は刺身にしてシークワシャーを絞った醤油で食べた。中骨と頭はソバの残った出汁に刺身で余った柑橘醤油を加えて煮て食べた。美味かったなあ。意外と頭には身がたっぷり。シージャーは頭を落として家に持って帰った。から揚げかな。

イリオモテヤマネコの足跡

P1010032 上陸した浜を散策していたら、おっ!久しぶりヤマネコ君の足跡。冬場なのでメスを探しにうろついているのか。それとも餌探し?おまけに新しく、今日は風もないので砂浜にくっきり。嬉しいなあ。足跡は砂浜の上方、木々の茂る際を時々木に登ったり、岩に登ったりしながら、森から森へ帰って行っていた。

マイドンのええ夕空

P1010090 4時半、ツアーから戻り、そうそう今日は今年最後の白浜集落の清掃の日だったと思い出す。白浜は僕の住む祖納集落のお隣り。ツアーの出発地点であり、日中車を置かせてもらったりしている。なので時間が合えば手伝いたい。お客さんの送迎は妻に任せ、自分は白浜へ舞い戻る。6時に作業は終わったが、もうどうも日は海に入った模様。ああ、今日もでっかい夕日が沈むの見たかったなあ・・・とちょっと残念。しかし、祖納に戻ってきてみれば、前泊浜のこの海と空の色。ああ、すげえ・・・。え~と、本当か。今日はクリスマスなんて・・・。暖かい・・・。

ヤエヤマヒサカキめっけ

P1010144 ちょっとしたかわのちょっとした滝で、まき道を探そうと山に入って得をした。久しぶりに固有種のヤエヤマヒサカキに会えたからだ。いつ折れても良さそうな細い枝を所狭しとツバキを小さくしたような花が埋め尽くしていた。いい写真を撮ろうと頑張っていると電池が充電切れ。泣ける・・。

ちょっとした滝

P1010146クイラ川支流のちょっとした滝である。つるつる良くすべる岩盤を越えていくと滝の音がしたので、急いで近づく。木々の茂る奥に見えた小さな滝はそれでも清く、滝壷では人も遊べるほどだった。正面からは最初下の段しか見えず、まあ、よくあるかなと思っていたのだが、やっぱり滝上が気になる。滝上にも大きな淵があってそこから風呂桶の水が溢れ出るように滝が流れ出していたとしたら、そりゃあ楽しかろう。あの上には行けないものか、と思って左手に移動を始めたら、すぐに上の滝も見えた。二段の滝だったのだ。夏はいいだろうなあ。

キンケビロウドカミミリ

Kinkebiroudokamikiri 金毛ビロード髪切りである。

あんまりにも美しい。図鑑によれば、八重山産は他の島のものより金色度合いが強いらしい。さもあらん。触るのが躊躇われるほどの光っぷりであった。

大人しく撮らしてくれないので、一旦、帽子で蓋をして、落ち着かせる。その後、そっと帽子をどけてみたら、後は大人しく被写体になってくれた。

カミキリムシと言えば、な~んも知らん修行時代にツアー中にお客さんと見つけたベニボシカミキリを思い出す。あのグロイまでに鮮やかな赤い体。へ~こんなのもいるんだと、写真も撮らずに逃がした、一匹10万円。あああああ・・・