月別アーカイブ: 2014年3月

発酵菌 考察

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発光菌クヌギタケの仲間。

一際光っている落ち葉を拾ってきて小皿にサランラップで2晩、培養しました。

今朝、手前側の落ち葉から何本かの子実体が発生。
うちの数本は夜には胞子をまき散らして傘がすぼんでしまいました。

今日は幸い新月なので、窓からも光が入りません。
真っ暗な室内で撮影できました。

結果、やはり子実体(キノコ)は光らないことが証明でき、落ち葉の中の菌糸体が光っているのだということが分かります。

そして前日のこの落ち葉が光っている様子を撮影していないのが残念なのですが、採集した際にはもっと鮮やかに光っていたものが、子実体の発生とともに光を弱めているということも分かりました。

おそらくキノコは子実体を発生させる際、本体の菌糸にエネルギーが回らないのではないかと思われます。

子実体はキノコにとっての花ですから、キノコ全体としては、根に当たる菌糸ではなく、花に優先的にエネルギーをかけるものですよね。

面白い発見でした。

寒緋桜のさくらんぼ

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今日は西表オブ西表、伝統ある祖納公民館の総会です。
集合の道すがら出会ったおばあが、寒緋桜のサクランボがいっぱいなっているのを見て、美味しいから食べてみなさいと。
お、サクランボ!

げー苦いし!!かつがれたか?

発酵菌の栽培観察

発光菌、栽培観察。

なんでも楽しめる西表島!


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ホタル観察で見つけた林床の光る落ち葉。
その中に張り巡らされたキノコの菌糸が光っているんですね。
なので一際光っているものを持ち帰って、皿で培養中。
キノコが成長してきましたよ!
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かわいいキノコたちだ!
でも残念ながらこの子たちは光りません。
光るのは菌糸のみ。
今日、写真撮ってみようかな。

ヤエヤマボタルの乱舞

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西表カフェのオーナーどめさんとスタッフまりちゃんと一緒にホタルです。
二人とも人の多すぎるホタル観賞に辟易していたそうで・・・。
グッドアウトドアのポイントならほとんどいつでも貸切です。

それにしても、今日はすごいホタルでした。学校のおんな先生も飛び入りで、楽しんでくれてましたよ

タカサゴキララマダニ

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でっかいダニが、カバンについてた!

あー、こんなのに噛まれなくてよかった〜
体長約1cm!!
感染症について研究している後輩から聞いた。

体が弱っている状態でかまれて感染すると、血栓ができ、死に至ることもあるそうな・・・・怖い・・・・

  • タカサゴキララマダニによる咬傷で、Rickettsia tamuraeという菌による感染があった事が島根県では以前報告されてはいますが、西表島のこいつがどの程度リケッチアという菌体を保有しているかはまだわかっていません。
    噛まれたあとが遊走性紅斑といって丸い紅斑ができることはよく知られています。
    あと、スロベニアの医学生に聞いたところ、ダニに噛まれても手でむしっていると言ってました。
    場所によっていろいろですが、うまく毟らないとダニの顔が皮膚に残って、肉芽腫となることがあります。
    除去法としては、 
    虫体にワセリンをたっぷりのせて30分→マダニの口器付近をピンセットなどで掴んで除去。

あ~みなさん、心配しないでくださいね。
そんなにたくさんいるわけではないから~笑

オモロカンアオイ(コミダケカンアオイ)

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今年もこの群落は元気でした。
そしてたくさんの花、花!!
地味~だけどねw

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ハエに受粉してもらうようですが、だとしてもこんな地表近くに花を咲かせる意味が分からないよね。
オモロカンアオイは石垣島固有種と思われていましたが、西表島にもあります。
西表島産はコミダケカンアオイと呼ばれます。

天の川

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手を砂浜につけば、こんなに星の砂いっぱい。
星砂海岸。

ちなみに海の中にはもっといっぱいです。
何種類もの生きた有孔虫(ホシスナの仲間)がたくさん見られます。

雨宿りの家

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さっきまですごい雨でした。今日はツアーなので、う~ん・・・

でも、家の中をどこから入ってきたのか(どっからでも入れる)、可愛いメジロたちが飛び廻っています。

きっと雨宿りだね。
いいよ。
ゆっくりしていきな。

僕がツアーに出発するぐらいで、この子たちも出て行けるような天気になるといいなあ。