紫のきのこ コメントをどうぞ 西表島はキノコの時期を、迎えています。森の道には、ベニタケ類や傷をつけると白い汁を出すチチタケ、ホウキタケのような形をした腐食菌、パンケーキのようなイグチなど、色トリドリのキノコが木霊のように僕を見ていました。 一番のお気に入りはこの紫のキノコ。 イリオモテモリバッタが昼寝のベッドにできるかと窺っていますね。 なんだろう? オオウスムラサキフウセンタケ?かと思いましたが、ヒダまでキレイな紫色。 う~ん。なんだ??
エナシラッシタケ(発光菌) コメントをどうぞ そういえば、先日のナイトツアーで、光るキノコ本体を見つけてきました。 去年の冬にも見つけましたが、あの時とは違って、真っ暗闇のそこら中が、光まくっていましたよ。 これ、お花が咲いたような可愛いキノコ。 エナシラッシタケ! うちでは真理さんが、とっても感動してくれてました。 嬉しいですな。 西表島の夜はまだまだしらないことだらけです!!
発酵菌 考察 コメントをどうぞ 発光菌クヌギタケの仲間。 一際光っている落ち葉を拾ってきて小皿にサランラップで2晩、培養しました。 今朝、手前側の落ち葉から何本かの子実体が発生。 うちの数本は夜には胞子をまき散らして傘がすぼんでしまいました。 今日は幸い新月なので、窓からも光が入りません。 真っ暗な室内で撮影できました。 結果、やはり子実体(キノコ)は光らないことが証明でき、落ち葉の中の菌糸体が光っているのだということが分かります。 そして前日のこの落ち葉が光っている様子を撮影していないのが残念なのですが、採集した際にはもっと鮮やかに光っていたものが、子実体の発生とともに光を弱めているということも分かりました。 おそらくキノコは子実体を発生させる際、本体の菌糸にエネルギーが回らないのではないかと思われます。 子実体はキノコにとっての花ですから、キノコ全体としては、根に当たる菌糸ではなく、花に優先的にエネルギーをかけるものですよね。 面白い発見でした。