夜明け前、雨が降った。
深く深くまで降った雨の後、
雲が切れて
青空と朝の太陽が顔を出す。
すると森のそこここに
奇跡のように宝石が散りばめられた。
ランのおしべから今にも零れ落ちんとするその雫は、
あの空に架かる虹の一色。
ところが干潮時に通ると、これ。
それでも高潮時のみに、ゆっくりゆっくり走らせるならばここまでひどいことにはならなかったのでしょうが、マングローブが生える際しか通れない低潮時でも時には走らせますし、高潮時でも、遠くの干潟に泊めたカヤックが波でひっくり返るほどのスピードで走らせます。 学者さん方がマングローブの倒壊の調査もしているようですが、悠長に過ぎます。答えが出るまでにどれだけの被害が広がるか・・・。 船の上でマイクを使い、大きな声で自然解説をしているニラカナイのガイドさん、このマングローブの倒壊についてもちゃんと説明していますか?? 僕らのそしてあなた方や島のみんなの財産を、後世の人たちに残すべき大事な景色をつぶしているのは、自分たちだと本当は自覚しているのではないですか?満潮時にはキレイな仲良川・・・・
原因は・・・・
もとユニマットリゾート、現星野リゾート
「ニラカナイ」
がオプショナルツアーとして目玉にしているマングローブクルーズ。
この川を大きな動力船でひどい時には一日4往復以上もしています。
この船のスクリューが作る引き波がマングローブの根元の柔らかくて細かい粒子の泥を洗い流します。
そして根が大きく露出し、木自体が弱り、ちょっとした台風、大水で倒れてしまうのです。
その時の水際の濁り方といったら・・・・・
それに目を瞑れる、何もしないでおいておける、あるいは目先の利益のために犠牲にできる企業体質こそ、大型リゾートが批判される一番の原因です。