仕事もないので、調査を兼ね、久しぶりに自然観察。
今日はユツンへ行ってきた。
天気もよく、爽やか。山道もぬかるまないので大いに助かる。
下界の景色もいい。
昔、上原にいたUn平くんと一緒に自然観察しながら上ったことを思い出す。
ガイド駆け出し(5年目だったか)の青春時代。同じく冬の登山で、この植物はなんだろう・・・?みたいな疑問をいくつも宿題として持ち帰った。その後、アパートで2人、図鑑を繰りながら正解探し。懐かしい・・・。
あの頃咲いていたのと同じ場所で満開していたのが、
セイタカスズムシソウ
この涼しげな透明感に言葉もない。
そして希少な植物ということではもう一つ。イワタバコ科のツノギリソウ。
群生していたが、花は10輪もなかった。少し遅かったかな・・・。
この花は同じ仲間のマツムラソウと同じように花の内側が美しい。
もいっちょ。
マルバハグマ(オキナワテイショウソウの近縁)はまだ蕾。あと1、2週間てとこだった。こっちも見たかったがしょうがない。
滝上では、アクアリウムファン垂涎のミクロソリウム水中化使用。
半端じゃない量のミツデヘラシダ(ミクロソリウム)が流れの緩やかな川の岩の上に生い茂り、同じぐらい川の中にもあった。
そのあたりで飯を食っていて見つけたのが、コツノテナガエビ。夜行性なので、あまり昼間は見かけないが、コンジンテナガエビに混ざって1尾だけ出ていた。ハサミが平たいのがわかるだろうか。
ユツン周辺は今回紹介していない蘭の仲間もとても多くて、本当に希少な植物の宝庫だった。今度は12月の半ばに来てみようと思う。
冬はガイドの修行期間。
じっくり体力も知識も蓄えつつ、脂肪はあまり蓄えないようにしなくては・・・。(笑)