ヤエヤマボタルの乱舞

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西表カフェのオーナーどめさんとスタッフまりちゃんと一緒にホタルです。
二人とも人の多すぎるホタル観賞に辟易していたそうで・・・。
グッドアウトドアのポイントならほとんどいつでも貸切です。

それにしても、今日はすごいホタルでした。学校のおんな先生も飛び入りで、楽しんでくれてましたよ

タカサゴキララマダニ

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でっかいダニが、カバンについてた!

あー、こんなのに噛まれなくてよかった〜
体長約1cm!!
感染症について研究している後輩から聞いた。

体が弱っている状態でかまれて感染すると、血栓ができ、死に至ることもあるそうな・・・・怖い・・・・

  • タカサゴキララマダニによる咬傷で、Rickettsia tamuraeという菌による感染があった事が島根県では以前報告されてはいますが、西表島のこいつがどの程度リケッチアという菌体を保有しているかはまだわかっていません。
    噛まれたあとが遊走性紅斑といって丸い紅斑ができることはよく知られています。
    あと、スロベニアの医学生に聞いたところ、ダニに噛まれても手でむしっていると言ってました。
    場所によっていろいろですが、うまく毟らないとダニの顔が皮膚に残って、肉芽腫となることがあります。
    除去法としては、 
    虫体にワセリンをたっぷりのせて30分→マダニの口器付近をピンセットなどで掴んで除去。

あ~みなさん、心配しないでくださいね。
そんなにたくさんいるわけではないから~笑

オモロカンアオイ(コミダケカンアオイ)

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今年もこの群落は元気でした。
そしてたくさんの花、花!!
地味~だけどねw

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ハエに受粉してもらうようですが、だとしてもこんな地表近くに花を咲かせる意味が分からないよね。
オモロカンアオイは石垣島固有種と思われていましたが、西表島にもあります。
西表島産はコミダケカンアオイと呼ばれます。

天の川

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手を砂浜につけば、こんなに星の砂いっぱい。
星砂海岸。

ちなみに海の中にはもっといっぱいです。
何種類もの生きた有孔虫(ホシスナの仲間)がたくさん見られます。

雨宿りの家

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さっきまですごい雨でした。今日はツアーなので、う~ん・・・

でも、家の中をどこから入ってきたのか(どっからでも入れる)、可愛いメジロたちが飛び廻っています。

きっと雨宿りだね。
いいよ。
ゆっくりしていきな。

僕がツアーに出発するぐらいで、この子たちも出て行けるような天気になるといいなあ。

ワシとわしとあなた

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田んぼの端で特別天然記念物のカンムリワシが地面に下りていました。
あ~沢山雨降ったから、カエルが出ているんだろうな~と思って見てたら、ようやく後ろに人がいることに気が付いた。
え~この人たち凄いやん。

カンムリワシにいやな気配を与えずにいるからワシもそばにいる。
かって西表島ではお百姓さんとカンムリワシの、あるいはお百姓さんとヤマネコの関係もそうだったようです。お互いにナチュラル。
再び人と動物がナチュラルに共生できる日が来ることもあるのかもしれません。

芳しきシークヮサーの白い花

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道端で野生のシークワサーの花が満開していました。
雨ですが、その分風もなく、香りがそこに留まっていました。

爽やかな芳香に癒されますな~
今年も沢山実がなりますように。

朝の宝石

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夜明け前、雨が降った。
深く深くまで降った雨の後、
雲が切れて
青空と朝の太陽が顔を出す。
すると森のそこここに
奇跡のように宝石が散りばめられた。

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ランのおしべから今にも零れ落ちんとするその雫は、
あの空に架かる虹の一色。

マングローブ倒壊被害

満潮時にはキレイな仲良川・・・・

ところが干潮時に通ると、これ。

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マングローブの倒壊が1キロほどにわたって続いています。
ひどい景色です。
ここ数年、少しずつマングローブに覆われた川岸が後退し始め、ここ1,2年で加速しています。

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原因は・・・・
もとユニマットリゾート、現星野リゾート
「ニラカナイ」
がオプショナルツアーとして目玉にしているマングローブクルーズ。
この川を大きな動力船でひどい時には一日4往復以上もしています。
この船のスクリューが作る引き波がマングローブの根元の柔らかくて細かい粒子の泥を洗い流します。
そして根が大きく露出し、木自体が弱り、ちょっとした台風、大水で倒れてしまうのです。
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それでも高潮時のみに、ゆっくりゆっくり走らせるならばここまでひどいことにはならなかったのでしょうが、マングローブが生える際しか通れない低潮時でも時には走らせますし、高潮時でも、遠くの干潟に泊めたカヤックが波でひっくり返るほどのスピードで走らせます。
その時の水際の濁り方といったら・・・・・

学者さん方がマングローブの倒壊の調査もしているようですが、悠長に過ぎます。答えが出るまでにどれだけの被害が広がるか・・・。

船の上でマイクを使い、大きな声で自然解説をしているニラカナイのガイドさん、このマングローブの倒壊についてもちゃんと説明していますか??

僕らのそしてあなた方や島のみんなの財産を、後世の人たちに残すべき大事な景色をつぶしているのは、自分たちだと本当は自覚しているのではないですか?
それに目を瞑れる、何もしないでおいておける、あるいは目先の利益のために犠牲にできる企業体質こそ、大型リゾートが批判される一番の原因です。