山の涼しく、あまり日の当たらぬ垂直な岩盤などに生えている。根は岩に浅く張り付くように生えており、食用に葉を採ろうと力をかけると根っこから剥がしてしまうので、僕は葉柄から切り取って摘んでいる。食あたりに効くとも言うが、お味噌汁にちぎって浮かべると、独特のシャキシャキ感が美味。
葉は根元から大きなもの一枚。小さなもの一枚と数がだいたい決まっている。採るなら2枚出ているものの大きい方だけにしておきたい。くれぐれも根から剥がさぬよう。
タバコと名前がついているが、タバコの葉に葉が似ているからであって、煙草とは関係ない。