この時期には本当に花が多い。まあ、暑い夏が来れば、すぐに花も萎れてしまうので、今咲いておくのが賢明と言えば賢明。
しかし、西表の野生の花というのは白い花が多い。なぜだろう。森の中とかでは白が目立つのかなあ。
さて、アカネ科のギョクシンカ。山や海岸林内など、けっこう幅広く見かける。他の図鑑、HPなどでは山地の植物としてあるが、そうとは言い切れまい。ところで僕としては、以前自分のHPで玉心花か玉芯花か、などと字で悩んだが、今回改めてよく覗いて見て分った。玉芯花だと僕は思う。見よ、あの白い花の真ん中に突っ立った芯を!
ちょっとこの芯というか塔だけが異様。マッチ棒みたいな蕾が開いて、か細い花弁の中にそびえる「芯」。「心」じゃ意味が通らないなあ。