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曲者のクモ

Sp3090089 コーヒーが好きだ。こだわりのブラジル豆をドリップで入れる。グッドアウトドアのコーヒーはどこよりも美味い。

屋外でも変わりはない。ツアーでもこだわりの一つ。

で、今日ちょっとお客さんと談笑していたら、ほんのちょっとの合間にクモがコーヒーを入れたシェラカップに巣を張ってしまった。よく見れば、一度失敗したのか、コーヒーの表面に糸が落ちている。なかなか糸の質はよい。水のなじまず、水の上で水を弾いている。そう言えば、朝露がクモの巣を破壊することはないものなあ。しかし、クモはどうやって糸を張るのか。口から糸を遠くへ吹き付けているのかねえ。

結局、お客さんは、コーヒーをクモに乗っ取られたのである。

西表島の水田のガムシ

Gamushi 干立に住む友人とほぼ絶滅状態の西表のタニシを探しに出かけた。西表のタニシはアンピタと呼ばれ、かなり大きかったようだが、農薬、合鴨農法により急激に姿を消している。在りし日には串焼きにされ食されたとか。でも、本当にそれは所謂タニシなのだろうか?なんか別の貝なのじゃ?などと僕は思っている。

結局、無農薬の水田などを回ってみたが、アンピタではない小型の巻貝はいるものの、タニシは探せなかった。

しかし、そこで見つけた水生昆虫。なつかしや。ガムシである。おそらくはコガタガムシ。裏返しにした写真で分る体中央部にある針のようなものが「牙虫」の名のゆえん。一体なんだ、この針?

ガムシは小学生時代、休耕田で水はけの悪い草地になっていた場所を来る日も来る日も追いかけた。憧れの存在。

ところで、もっと憧れたゲンゴロウ。種類は違うが西表にはいっぱいいたりする。田嶋さん、見てる?

ヤシガニの目覚め

Syasigani 久しぶりの動物ネタ。滅多に人も来ないし、自分も行かない浜に上陸してみると左写真のように巨大な足跡が・・・明らかにヤシガニのそれであるが、それにしても大きい・・・。で、右に左に崖際に、と移動する足跡を追跡すること10分、岸壁に開いた狭いが奥行きのある穴に、いましたいました、立派なヤシガニ!あいにく奥過ぎて手も届かない場所でしたが、お客さんも加わってみんなで鑑賞しました。

ここ数日の陽気に冬眠から目覚めたのでしょうね。この時期に出くわしたのは初めてです。今年はいいスタート!

いよいよモズク!

Sp1010073_1 この時期嬉しいのは海藻が島にいっぱい生えること。ことにモズクは嬉しい。まず、量が採れ、美味く、保存が利く。

そんな天然モズクも近場の海に生え出しました。まだ少ないながらも中には立派な株に成長しているものもあります。

で、ちょっと試し取りしてみたモズクは、現地にてこんな風に八重山ソバの上に乗っけてアツアツの出汁を注いでソバと混ぜて食うのが美味い!新鮮なモズクはさっと緑色に変わってきれいですな。

でも、写真を見れば、モズクに覆われているソバが・・・。あれはやりすぎ・・・。出汁が冷める・・・。ものには限度ってものがありますね(笑)。

シャリンバイも咲く

Sp1010007 春なのだ。なかなかいい天気にならなくても、春。花が色々咲き始めている。先日上げたセイシカも満開に近い。ヤエヤマコンテリギも咲き、サキシマツツジも、コンロンカも、まだ調べていない花も・・・

そんな中、一際目を引くのは木いっぱいに白い可憐な花をつけたシャリンバイ。花も可愛いが木の形もいい。なんてのは樹木愛好家の弁。実際、結構盆栽にもされてるようですが、やっぱり野で大きく育った体いっぱいに花をつけている姿の方がいいに決まっている。盆栽ってオモシロさもなんとなく分るけど、結局人間の所有欲なんだよなあ。

エゴの花の小道

Sp1010018 久々に行った仲良川の小道はエゴノキの落ちた花で埋め尽くされていた。その上を歩くのも勿体無く、ちょっとよけてみたが、駄目。やっぱり踏んでしまった。春が近い・・・西表島ではいろんな花が咲き始めた。

今日はまだ3輪ほどしかついていなかったが、幻の花、聖紫花(セイシカ)も、蕾をいっぱい出してもう7日の内にも満開になる。楽しみだ。

ササクサ

P1010006 冬の山路を歩くなら、ズボンは綿は絶対避けたい。できれば、カッパのようなシャカシャカした生地のズボンがいい。

山道にはササクサがいっぱいその尖った実を人の通る方向に向けて立っている。別名サシクサ。ササクサの実は触れれば布地に突き刺さり、大変な目に合う。しまったと思っても遅い。手で一つづつ取っても、先っぽの方が生地に突き刺さったまま残る。しかも、この尖った先っぽがチクチク痛い。

簡単な方法は、洗濯してしまうこと。大体上手に取れる。だが、やはり残る。それは丁寧にピンセットしかない。何もすることがない、一里の夜長にはもってこいだけど。

ハスノミカズラ

P1040110 種が好きだ。特に硬い野生のマメ類は好き。まず綺麗だし、次に見ていて飽きない。

で、久しぶりにこのマメを見つけた。よく混同されるシロツブではなく、ハスノミカズラと言う。因みにシロツブは石垣西表ではほとんど確認されていない。特に自生の豆果は。

ハスノミカズラはその莢の棘が恐ろしい。拷問道具「鉄の処女」のようである。しかし、種は小さな鳥の卵のようで、硬くてコロコロして可愛い。なので、林床を探してみる。と、誰かが念入りに探したような形跡が。こりゃあ駄目だ。他にも目をつけている人がいる。と思い、じゃあ、今年の今なっているこの莢の中身だ、と思う。ちょっと振ってみたが、まだカラカラと完熟した時の音がしない。まだ採れない。でもこういうものは原則早い者勝ち。う~ん、2月末まであるかなあ・・・。

イシガキゴマフカミキリ

Isigakigomahukamikiri 道端で休憩していると、突然飛んで来た。カミキリムシにしては、いやに触覚が短い。長いものがいるのに対し、なんでこんなに短いものがいるのだろう。考えられるのは、生活において長い触角が邪魔になるからか。それはどんな環境だ?大人になっても枯れ木の中などで生活でもしているのか?などと考えていた。因みにこの種は各島で固有亜種に進化しているそうな。だから、こいつは、イリオモテゴマフカミキリと呼んでもいい。

が、本当はそんなことはどうでも良かった。ここに載せたかったのはキャツの写真などではない。こいつのことを考えていた時、頭上で鳥の留まる気配がした。なんだろうと、立ち上がり、様子を見る。梢の上、すぐ5メートルほどのところにいたのは・・・

ヨナグニカラスバトだった。おおおすげえ!興奮を抑え、そっとカメラに手を伸ばした時、しかし、カラスバトは無情にも飛び立ってしまった。撮れなかった。本当に悔しいのである。

アオイボクロなのか?

P1040112 天気がいいので、散歩に出かけてみた。

別の植物に気をとられ撮影していたら、その樹下に目立つ存在が。花は終わっている。果実をつけた花茎が一本すらりと伸び、葉も見えない。これは、なんだろうと悩む。直感的にアオイボクロを思い浮かべた。アオイボクロ自体は図鑑以外、全く見たことがない。しかし、果実がランのそれに似ている。しかも、果実がとても大きい。

ランは多年生が多いので、これも来年また咲くかもしれない。自分の想像が当っていたかどうか、また確かめねばならない。こんなふうにして、楽しみだけども、せねばならぬことがドンドン増えていくのだなあ。