久しぶりに雨の降らない日だ。
雲はまだ多く、風も北だが、時折見える青空と暖かな太陽が心軽くする。
どうしてもフカパナリに行きたいと言っていた女性一人が今日のお客さん。
安全な船浮湾方面に向かうか最後まで悩んだ末に、フカパナリの外側へは行かないようにすることで、当初のツアーを決行することにした。
右側からの横風を頬に受けながら、到着。真珠湾の木造桟橋からの景色は本当に気持ちいい。時折吹き付ける強い風が穏やかな水面に漣を作って走り抜ける。
のんびりすること。それが今日の目的。
ビーチコーミングで見つけたのは小さな狒狒(ヒヒ)の顔。
これはアダンの種の芯。
お昼ごはんを食べにウチパナリとフカパナリの間に広がる砂洲、バダチへ上陸。
潮が退いていて、バダチは広大な運動場状態。
風裏へ回るとうそみたいに風がなく、モワンと暑かった。
ここでお昼の準備。
ハマボッスの桃色の花に蜂や蝶が時々訪れる。
風の強い外と較べると、あまりにものどかな場所だった。
さて、お昼の後は強い風を背に、いざ、ウィンドパドルでセーリング!
島の裏側に回りこんできた風はどこまでも僕らの小さな船を運んでいきます。
途中、休憩中のダイビング船のお客さんが物珍しそうに僕らを見ていました。
休憩中の浜でお客さんが集めた「海の記憶」。
お土産にはせず、集めてただ写真をパチリ。
欲しいのはその記憶だけ。
なるほど、それは気持ち良さそうだ。
さあ、最後は向かい風を頑張って漕いで、港まで帰りましょう!
もう一息!!