今年のＧＷは前半、後半にパキッと別れてしまったせいか、前半戦はガラガラです。
なので、あんまり大人数では行きたくない秘境コースがいい！

 朝早め出発のおかげで、大潮の川は潮位がとても高く、水が満タン。
ここからは木で塞がれててカヤックは入れません、というところで降りると・・・
うわあ！足届かないし・・・・
寒い気候なのに、いきなりズブ濡れです。

岩を登って、登ってたどり着くトドロシの滝。
グッドアウトドアが３日間かけて道を開けた本当の秘境です。

 滝の水・・・・最高に冷たくて、ピシッとします。

 遊んでいたら、朝の雨はどこへやら、なにやら太陽が滝壺に差し込み始めました。
やった！！！

日が差し込み始めたものの、それでも滝は滝。マイナスイオンの水しぶきでやっぱり寒い。
そこで昼食は戻ってから食べることにして川を下りました。

お昼の間にすっかり天気は回復。
本当に久々の青空が広がりました。
時間もまだタップリあるので、残った時間で潮に引いたイノー（サンゴ礁の内側）散策です。

海中に漂う落ち葉が怪しい動きをしました。
指でつつくと、逃げます。
つかまえてやりました。

変な魚！

ところが・・・
これがツマジロオコゼという背びれに毒のあるオコゼだったようで・・・・
知らないということは危ないものです。
結果的に彼女の摘み方で満点でしたが・・・。

あ、墨だ！
歩いていたら浅瀬がぶわっと黒くなりました。
タコです。
タコ墨は水中では黒いリボンのようにやや形を保ったまま、漂い続けます。
指で掬えそうな立体感です。

ところで、タコどこにいるか分かりますか？
 残念ながら目ざとい僕にしっかり見つけられたタコは、つつかれてその姿を現しました。

タコも吹かねば見つけられまいのに・・・・ｗ

今日はリピーターのお客さん。
まだ海況もよくなかったので、今日はカヌーを出さずに、海の恵み採集のツアーに出かけてきました。
しかし、島の北側の浜には漂着ゴミが多いね～。
やんなる。こんなにキレイな西表島の浜辺が、場所によってはこんなに漂着ゴミで汚れてるなんて。
はっきり写さないでおきましょう。
ちなみにカズキがゲストさんが座ってる巨大な流木。これも漂着ゴミ？でしょう。
こんなのならいいけどねｗ

ちなみに肝心の恵みは、というと・・・。
昨日の寒波のせいで水は冷たかったですが、午前中1時間程度で貴重な海藻、カーナを沢山収穫できましたよ。
シャキシャキしてサラダや和え物に美味しいんです。
ただ生えているのが河口部なので汚れが付着しやすいんです。
そこで、清流大見謝川によって足踏みでお掃除（お洗濯）。
水道使わなくてもすっかりキレイにできました。

お昼は・・・・
はい！
春限定、出戸ソバフルキャストバージョンです。
あ、オオタニワタリやビーフチビーなどの山菜の代わりに今日は夏野菜のエンサイ（空芯菜）が乗りました。畑急がなきゃ。
アーサ以外は夏まで十分な量を確保しています。
ソバが見えないのが自慢の逆宮古そば。（宮古そばは具がソバの下にあって見当たりません）
全然量が足らない！なんてぐらいお客さん来ると嬉しいですけどね！

そして、本日のおやつ～
初物ピーチパインのコンポート載せクラッカー。
まだピーチパインは最盛期には程遠い味（ゲストの方は十分甘くて美味しいと仰いますが）なので、生で一口食べていただいた後は、煮ちゃいます。
砂糖は入れなくてもこの酸味、甘さの具合がちょうどいい！
出戸ソバでおなかいっぱいって仰ってたゲストさんもこれなら別腹だったようです。笑