久しぶりにフカパナリ島のおじいに会いに行きました。
ところが、おじい・・・
「ここを10月に出て行くことにしたよ」
「え?本気で?」
「どうしたん?」
「え?西表の別の場所に行くんでしょ?」
次から次から溢れる疑問・・・。
おじい曰くは西表のある人から、10月いっぱいでここを出て行けと言われたらしいのです。
この人の先祖伝来の土地がおじいの浜の一部にあるらしく、(実際浜の奥の土地は元田んぼであり、所有権はバラバラでややこしい)実際におじいがいるところはどうだか分からないにもかかわらず、おじいに対して恫喝をしたようです。
シイタケの栽培をするからだとか・・・
この人のことは分かります。
僕も何度かいやな目に合いましたし、本気でぶん殴ってやろうと思ったこともあるぐらいです。
どうせ、シイタケ栽培なんて嘘です。わざわざ西表から船で来なければならない場所でそんなことをする必要がない。
ただ、テレビに出るおじいを見、そこの一部に自分の土地があるというだけでイライラしたんでしょう。
おじいじは誰にも迷惑をかけていないのに、それなのに目障りだ!そんな理由で他人の小さな幸せを破壊する。
悪意・・・・。
何様なんでしょうか。
「有名になりすぎた反動だよね。やっかみもあるんじゃないかな。」
「でも、僕はTVに出してくれと言ったこともないし、勝手に取材に来るんだもの」
「まあ、特別な人だからね、僕らにとっては・・・。」
「この場所もせっかく平和な場所になったのにね。
25年間、ほんとうに平和に暮らさせてもらったから、また別の場所に行って平和に暮らすよ。
どこに行っても、もう25年で大体のサバイバルは分かってるから大丈夫。
今度はまたそこにあったやり方を探すよ。」
「そうか・・・この浜におじいがいなくなるのは寂しいけど、おじいが島から出て行くんじゃないなら、まあしょうがないかな。また会えるし」
おじいは、平和な暮らしを25年間、この誰もいなかった場所で模索し、実現してきたんです。食料を荒らすカラスすら仲間とし、血を吸う虫も殺さないですむよう、夕方以降は外にも出ず・・・
浜を這うヒルガオの上にあぐらをかくこともなく・・・。
その平和を理不尽な要求で失おうとしているおじい。
でもおじいは平和を愛するゆえにその理不尽と戦うことは選びませんでした。
自ら言われたままに出て行くことを決意したのです。
悩みもしたでしょう。
しかし、今日見たおじいの顔はどこか晴れ晴れとしていました。
「平和を守る為にその平和な場所に居残り、戦うこと」=心の平和を失うこと。
「平和を守る為にその平和な場所を捨てること」=新しい場所にも平和を築け、平和が広がる可能性もある。
おじいの判断はきっと正しい。
僕なら殴りつけて、はい!たい~ほw
p.s.
また、例によってヌード規定にひっかかり、アカウント停止処分と投稿削除をくらってしまっていました。
FBもたいがい鬱陶しいな。
文章も読まず、内容も汲まず、おじいのいい顔はスルーする一方、どう考えても自然にそこにあるだけの陰部だけしか目に入らずFBに告げ口する誰かさん、そしてFBの管理人。
し(削除)ね。
ああ、毒吐いてしまった・・・・
おじいのように平和主義者になりたいものです。
平和にぼかし入れて、おじいのいい顔再UP。