今日のナイトツアーのゲストは3日間ご一緒のYさん夫妻。
やっぱりナイトフィッシングツアーとあいなりました。
涼しい風の中、陸から大物を狙います。
潮が悪いのであまり期待していなかったのですが、クチナジがいくつか釣れ出しました。が、その当たりがある時を境に鋏で切り落としたかのようになくなります。
おかしいな~と思っていると足元でバシャバシャバシャ!と大きな音が。
足元に大物いるよ!下を釣ろう!と投げるのをやめて真下を狙います。
まずはYさんの奥さんに当たりが。
かなりの大物ですが、格闘の末、糸を切られてしまいました。
う~ん残念。
と思っていたら、今度は僕の竿にヒット!
重い重い!
残念ながら、今度も糸を切られちゃいました。
が、また再び奥さんの竿にヒット!
水面まで手繰り寄せたところで、海中電灯で水面を照らしてみれば・・・
「あ!サメ!!!」
1メートル弱ほどのサメです。

魚が釣れなくなった理由はこいつがウロウロと回遊していたからだったんですね。
納得です。
これは道具なしでは上がらない!
と判断し、速攻で長い柄のついたギャフを準備しました。
奥さんは無理をしないよう、上手にサメを水面近くに誘導します。僕は腹ばいになってサメをギャフで狙う。
Yさんは僕が海に落ちないように僕の足の上に乗って、体を支えてくれています。
が、あと少しのところでギャフが届かない。
サメの鼻先を殴りつけるばかりです。
そのうち、やっぱり糸がピン!と切れてしまいました。
「あああ~」
残念!
でも今度はさすがに懲りたのでしょう。
サメも沖に向かって一目散に逃げて行きました。
奥さん、サメとの格闘15分、釣れませんでしたが、アドレナリン出まくりの15分でした。
なかなか体験できませんよね~
サメがいなくなったおかげで再び釣れ始めます。
僕はイシミーバイの大きいの。
Yさん、自慢のタマンゲットです。
さすが、タマン。
このタマンブルーと呼ばれる色合い、写真では分かりません。
その後、夜中までやるつもりだったナイトフィッシング。
突然の大雨に30分ほど待ったものの、まったく上がる気配なく、撤収となりました。
海老釣り、漁港の大物、大チヌと少しだけ、想いを残せた3日間。
Yさん、この後、被災地復興支援に2ヶ月間の現地入りだそうです。
頑張って来てください!!
秋のイリオモテでまたお待ちしています!!!!