今年の一発目は最高の天気の中のスタートとなった。
昨日降った冷たい雨は何処へやら、燦燦と降り注ぐ太陽に、お客さんに「海行きましょう!海!」と告げる。
が、出ようと思って向かった海岸ではるか遠方にいやな波の気配が見える。
しかし、ビーチではほとんど風を感じない。
なんだろな?と思うが、怪しいと思ったら絶対無理をしない主義なので、スタート地点を変更。
いつもの港に来てみた。
そして驚いた。
なんじゃ?この風!?
港の中はややグチャグチャに波でかき回されており、強い風が正面から吹き付ける。さっきの海岸で感じたいやな波の気配はこれだったのだ。たまたまビーチに風が吹き込んでこなかったというだけ。おいおい天気予報くん。
海はあきらめ、川に入った。
川の中でもなかなかの風。風波まである。
ちょっと初心者では凹むような状況。
復帰一発目としてはキツイのだが、ガイドにとってはいい目覚ましパンチになった。
それに、お客さんが経験者でよかった。しかも昨日、西表島のこの時期の最大イベント、ヤマネコマラソンを走り切ったうえで、なおかつ朝3時まで宿で飲んでの今日。
本人もドMを自負するタフガイだ。
川も奥に入ればこのとおり。
きわめて静かだった。男どおし、くっちゃべりながら、気楽に漕ぐ。
そして注意をそらして、藪に突っ込む・・・と。(笑)
で、今日は二部制なので、一旦これで切り上げ。
追い風に乗って港に戻る。
着いたのはちょうど12時の鐘が鳴る寸前だった。
お腹がすいたし、あまりに港が気持ちいいので防波堤でお昼をとることにした。
いつもの出戸ソバの準備を・・・・ん?
←借り物
そう。
再開一発目の失敗。
出汁忘れた・・・・。
なんとか飯を済まし、午後の部へ。
午後はトレッキング。
植物のなかで世界最大と言われる葉を持つリュウビンタイも沢山、新芽を出している。そう、今は春なんです。
だから、滝浴びも。
滝、滝・・・・
「滝!滝!滝やばいっす!死ぬ!死ぬ!」
西表とはいえ、さすがに2月の沢の水は冷たいようで、さすがのタフガイも早々にギブアップでした。w
さあ、もうすぐ春のシーズン!!
頑張るぞ!!!