東京スカイツリー観光、運河カヌーツアーで大興奮

 昨日の葉山に引き続き、今度は東京へ。
東京といえば、石原慎太郎のおかげで今は観光地なんですね。
一番見たいもの、それは勿論東京スカイツリー。
でもね、カヤックガイドがただスカイツリー見てもしょうがないでしょう。高いところから広い大都会の町並みを見るのもありだけど、朝から並んで待つのも嫌だし。
それで調べたらカヤック漕いで水上から見れるんですね。
これだ!ということで調べたら、地元東京下町の方がガイドをされてました。
それが、ここ。
Outdoor Sports Club ZAC

連絡してみたら、ガイドの深澤さん、なんと西表唯一の美味いラーメン屋さんにして僕らのカヌー仲間、片桐さんの小さい頃からの悪友だと言う。カヌー業界、あいかわらず狭い・・・(笑)。
でも、そういう方が安心できるんですよね。
初対面でもどことなくいい感じです。
昨日とは打って変わって暖かな快晴の朝、パドリング講習は必要ないので、軽く準備運動をした後、まずは大きな運河、旧中川からエントリー。

 初めて乗ったファルトボート、やはりシーカヤックから較べれば遅いものの、同じく足を効かすというコツを掴めば、けっこう進みます。なかなかいい。
それと、運河ですので動力船の往来を多少心配していたのですが、さすが石原さん、もはや運河は運河としての役割だけの為にあるのではなく、都民や観光客のレクリエーションの場となっているんですね。見てください、小名木川の「手こぎ優先」看板。
西表でも川によってはカヌーの方が船が来れば除けています。すごい。

 護岸はただの古びた味気ない巨大なコンクリート壁を改め、水面近くに都民の歩道を敷設する工事も行われていました。すでに完成している場所は地元の老人が釣り(ハゼが釣れるらしい)をしていたり、散歩をしたりしています。いや、とってもいい感じです。
ほんとにこの税金の使い方はいいと思います。
工事箇所でも監視員が僕らに気を使ってくれます。

 ここは小名木川と横十間川の合流点。この橋のスマートな格好よさは下からじゃないと分からないかも。
右手、横十間川方向左手には初めてスカイツリーが見えました。
もう感激なのですが、後から思えばこんなところで写真を撮るのは早かったかな、と。

さらに小名木川を進み、小名木川周辺0m地帯を隅田川の大潮の水位から守る為の水門へ。
この水門は前扉、後扉があり、パナマ運河方式で船の運航を行います。
まずは開いていた後門から中へ。
監視員の合図で後門が閉まると水位が2m60cmも上がり始めます。
グングン上がってきます。


下写真、これがちょうど隅田川側と水位が同じになった状態。
 前扉が開いて隅田川側へ出られます。
でもそちら側には用事はないので、再び、水門の中へ戻って、もう一度、前扉が閉まります。
今度は水位がグングン下がって、小名木川と同じ高さに戻ります。
 観光用の水位表示看板もあります。
上の濡れている線が本日の隅田川の潮位。

水位が下がりきったので再び小名木川側の後扉がまもなく開きます。 


水門が上がると、潮の付いた扉を洗い流す為のシャワーが水門上部からすごい勢いで鉄板を流れ落ちます。水落の滝や~!と僕らは大興奮。
当然、突入。
冷たい水の中、キレイな虹が見えましたが、「早すぎます」と深澤さんに怒られました。
興奮しすぎて、まったく指示が聞こえてませんでした。ガイドにあるまじき失敗。
反省です。

 
いったん運河を戻り、今度は横十間川に入ります。
いよいよスカイツリーを見学に向かいます。
当然橋が沢山架かっているのですが、どの橋も意外と味があります。
青い空から降り注ぐ太陽光が水面に反射し、ゆらゆらと橋の裏側に映って動くのがきれいです。

 
横十間川川岸の紅葉とスカイツリー。
スカイツリーがどんどん近くなってきました。
橋の上から地元おじさんたちが親しげに声をかけてきます。
こういうところもこのツアーの味でしょうか。
しかし、おじさん、いい感じに暇そうです。

  
北十間川に入り、どんどんスカイツリーが正面に迫ってきました。
写真

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