今日は石垣島からのお客さんが一組あったのだが、朝の一便から上原航路は欠航。

隣の大原港から陸路で入ってくることになるので、スタートで1時間弱。終了では約1時間半ツアー時間の制限を受けることになる。

幸い、うちは朝の一便で移動をお願いしているので、お客さんはそれでも8時50分には出発地点に集合することができた。

今日は定期船が欠航するぐらい北風が強い。

当初のツアーコースは水落の滝という海方面だったが、安全かつ楽しむ為に、川を漕いだ後、トレッキングで滝へ向かうというお得意のオリジナルコースへと変更することにした。

まずは強い追い風を背にウィンドパドルでバンバン飛ばす。

たとえ追い風とは言え、行きで全く力を消耗しないというのは、帰りの向かい風に残しておける力が大きくなるということ。

こんなに北風の強い日の行きはとにかく省エネで。

昨日の夜からの強い雨のせいか、水面付近には軽く白いガスがかかっていた。

お！

新鮮なキクラゲ発見！！

乾燥させない生キクラゲ。これが美味しいんだ～。

早速、収穫。

さあ、帰りは強い向かい風。

ガムシャラに漕いだり無理したりせず、粘り強く一歩一歩水を捉えて漕ぎ進めれば、なんとかなる。

全員無事、到着。

意外に早く帰って来られた。

お昼前にはちょっと森で山菜採集。

時期的にそろそろ終わりかな～

今日のお昼はマングローブの見える展望台で。

山菜で前菜を作ってくれたお二人。

出た～

出戸そばリッチバージョン。

豚のラフテーをメインに、筍、キクラゲ、カマボコ、モズク、ビーフチビー（山菜）

島の恵みがてんこ盛り。

腹いっぱいになったら、滝へ。

向かうは、僕の大好きな

「いつもの滝」

勿論、誰も来ない。

川原に転がる大きな岩々の前では僕らはとってもちっぽけだ！！

今日は滝浴びは僕と彼だけ。

昨日の雨でやや勢いが強くなった。

その分イタ気持ちいい。

それにして・・・・・どうしたんですか！

皆さん！！！

ね、みんなで滝浴びようよ！

滝見て滝浴びないなんて、パンツ履かないで学校に行っちゃうようなもんだ！

忘れ物はないですか？

今日は旧い友人の紹介でアムステルダムから若いご夫婦と、日本に住むそのご両親が来てくれました。

まあまあ強い南風の中、まずはカヤック。

出発前、さっと雨を降らした黒雲はどこかへ消え、その後は爽やかな天気に。

出発後、強い向かい風をケアして、少しだけ牽引させていただいたご両親も途中からは見ていても安心。

風を切って快調に進みます。

お。お父さんお母さん、初めて先頭に立ちました！！

強い風が吹く広い本流から支流へ。

いっぺんに風がなくなります。

そう、こういう気持ちのいい場所を漕いでもらいたかったんですよね。

大きな羊歯類が生い茂るジャングルへと川は様相を変えてきました。

狭い川なのでコントロールはなかなか大変です。

それにしても。

とても気持ちのいい時間です。

実は一番漕いでいないお母さん。

余裕のピースサインでした。（笑）

終点まで漕いで、さあ、ゆっくり戻りましょう！！

帰りは、強い風を使ってのセーリング。

ヨットマンのお父さんと元ヨットマンの娘さん。

二人がセイルを担当します。

苦労した分、楽が出来る。それがウィンドパドルです。

あっという間の帰港でした。

お昼前にちょっと山で山菜調達。

食べる分だけ採ったら、滝を目指してトレッキングの開始です。

途中の気持ちのいい岩場で、ゆっくり休憩。

コンロや鍋を準備しての青空クッキング。

まずはオードブル。

採れたての山菜をいただきます。

しっかりお昼ご飯に満腹した後は、腹ごなし。

ちょっと別の山の幸を頂きに、森に入ります。

全員で下ごしらえ～。

何が出来るかな～。

答えは滝から帰ってきてから！

よっしゃあ～！

今日も気持ちよく滝浴びです！！

せっかくの立派な滝なのに、お母さんと彼女、「後で後悔したりしないですから！」

とはっきり拒否。

もったいない！！！

さて、滝から降りてきて、作ったのは西表島山の幸ジャム。

おやつに持ってきたテーブルロールにたっぷりはさんで頂きます。

パンもせっかくだから炙って温めちゃいます。

皆さん驚きの爽やかな美味しさでした。

ああ、気持ちいいなあ～

動きたくなくなってしまいました。（笑）

また、日本にいらした時はご家族で遊びに来てくださいね！！

今日はお祖父ちゃん、お祖母ちゃんに若夫婦、2歳の男の子という３世代家族ツアーです。

さて、まずは心配していた坊やが嫌がらずに船に乗ってくれて一安心。

このまま水落の滝まで、休み休みでもいいから笑顔で行ければ！！

と、期待したのもつかの間・・・

泣きじゃくり、そのまま疲れて、おねんね。

朝早かったからね～。しょうがないな～。

お父さん、お母さんはほっと一安心でしょうか？笑顔です。（＾＾）

こちらはお祖父ちゃん、お祖母ちゃん組。若者に負けじと必死に頑張っているんですが、向かい風も強い中、腰が痛いようで、段々無口になってきました。

大幅にコース変更。

水落をやめて川に入りましたが、それでももうお手上げ～！

川に入った途端、目を覚ました坊や。

お父さんが浮かぶ落ち葉拾いゲームなどして、ごまかしごまかし進んできましたが、彼もまたもはや限界です。

ちょっとマングローブ見ただけだけど・・・

思い切って、今日はこれでカヤックお仕舞い！！！

素晴らしきかなウィンドパドルの力。

向かい風に苦労したお祖父ちゃん、お祖母ちゃんにもすっかり笑顔が戻りました。

こちらも、真ん中の座席からお母さんの膝の上に席替えして、リラックスムードの坊やです。一度も泣き声が聞こえません。

母とウィンドパドルは偉大です。（笑）

の～んびり、風に揺られて。

大あくび～

初めて景色を見る余裕が出来たようですね～。

ゴール前、ちょうど１２時の鐘が港から聞こえました。

早速近くの展望台に移動してお昼ご飯。

出戸ソバ、大変、好評でよかった！

坊やも麺好き。

味わう時は目を閉じ、味覚と嗅覚に集中・・・・。

「ちゅるちゅる」と音が聞こえてきそうなこの食べ方が可愛い！

お肉と麺を交互にお口へ。

さて、この後はどこかの浜でシュノーケリングと思っていたら、元山屋のお祖父ちゃん、「海よりも山がいい！」とはっきりアピールしてくれました。

ああ、山でも、全然OKですよ。

でも２歳の坊やはどうしますか・・・・？

僕はそこが心配だったので海と思っていたのですが・・・・

と、こうなりました！

坊やはなかなかの大物だ！

谷を歩くお父さんの背中でスヤスヤ。

いつの間にか眠っています。

これは、もしやあまりの恐怖に意識を失っている？

はい！到着。

祖納族の滝、アラバラへ。

これは母二代で「ハイ、チーズ！」

僕の「母二代」という言葉にお祖母ちゃんが「そうなのよ！うちは嫁姑じゃないの！」と言葉を重ねてくれました。

そうですね～

ホントに仲のいい旧母と新母です。

目覚めたら、知らないところにいた！

３秒だけ泣いた坊やも、滝の下で「男３代」ハイ、チーズ。

なかなか男前の眼差しです。

いやあ、楽しかった～

そう言ってもらえて光栄ですね。

無理はしなくても、楽しめれば。

楽しむ為には臨機応変。

こちらに全て任せてもらえれば！

家の前まで来て、長女フクが散歩しているのに出会いました。

まだ少し時間があったので、フクも合流。

坊やと仲良く遊ばせてもらいました。

最後は、港までフクと一緒にお見送り。

お礼にともらったジュースを片手にまた来てね～と空いた方の手を振りました。（笑）

ジュースにコーヒー、ご馳走様でした。

ホントにまたお待ちしています！！！