今日は近畿圏からお越しのKさん母娘。お二人もこの時期に悩みながら来ていただいたようで、頭が下がります。何度も言いますが、被災地の人々に心寄せつつも、被災していない地域が元気に日々を過ごすことこそが、日本を建て直す力となるのだと思います。今日はたっぷり充電して帰っていただきましょう!!
お友達には秘密のお忍び旅行とのことですので、お顔は少々遠慮気味で写真を貼ります。
さて、今日は一日曇りの天気予報。
朝のどんよりした空模様とは一変、漕ぎ始めると空が明るくなってきました。風もなく、川面はひたすら穏やかです。心配していたお二人の体力もまったく問題なく、お喋りしながらの楽しい往路の旅となりました。
午前11時。あっという間に滝に到着です。
さすがに60を過ぎたお母様は遠慮されましたが、最高気温20度のややのどかな空気にテンションも上がるまま、滝浴びを敢行。
入る一瞬の水は冷たいものの、上がっても寒くないんですよね。これが。体の奥からポカポカしてきます。しばらくは裸で過ごせるぐらいなのに、見ている側はとても寒く見えるようです。
さて、体をふき、暖かな服装に着替えてお昼ご飯。勿論温かな特製八重山ソバです。いい匂いがしてきた~、そう思っていたらポツポツ雨が・・・。
滝の上の空は再びどんより・・・。
急いで盛り付け。なんとか本降りになる前に美味しく食べ終わることができました。
しかし、雨はどんどん強くなるばかり。やみそうもありません。
ゆっくりお昼寝まで・・・なんて考えていたプランも変更。
雨の中早足でカヌーまで戻ります。
この雨で天気も大きく変化です。
朝は無風で穏やかだった川も、谷から吹き降ろす冷たい北風が、僕らの行く手を遮ります。風速10メートル弱。
女の子には辛い状況ですが・・・・
お二人息を合わせ、パドルでしっかり前の水を掴んで進んでいきます。
一歩一歩、グイグイ、グイグイッと前進。
「いやあ!すごい!すごい!頑張ってますね!」
「この状況は普通の女の子だったら漕げないところですよ!」
そう僕が大きな声で声援を送れば、
「だてに62年、女の子やってるわけじゃないんですよ~(笑)」
と返ってきました。
なるほど!
女の子も60年すぎると変身するというわけですか。
それじゃ、猫もたった13年飼われたぐらいで化け猫になるはずだ。(
笑)
p.s. 当たり前ですが、猫は化けたりしません。長くなればなるほど態度がでかくなるのは確かですが。