台風１５号の影響もようやく収まったてきたかと思ったら、大陸に高気圧があり、冬型の気圧配置。

なかなか北風がやまない西表です。

今日の波は２mのち１．５m。

よし、風はあるが、これなら海に出れる！とリピーターのO夫妻とともにフカパナリへ。

まだまだ朝の波は高かった。

時折やってくる大波にお二人の船が波間に隠れては現れる。

そんな中、シーカヤックトローリングを続ける僕のロッドにフカパナリの手前でガツンと来た。

かなりの引きでグイグイ底に引っ張る。

波間での戦いの末にあげたのが、写真の青物。

危なかった。最後はタモで取り込んだが、口に掛かったルアーのフックはいつのまにやら根元からもげていた。

おそらくこれはニジョウサバ。

今までのニジョウサバのように２本の側線がはっきりしていないが、一本だけ見られる側線の流れ方はたぶんそうだろう。

早速、最寄りののビーチに上陸。

解体。３枚に下ろす。かなり脂がのっている。

そして胃袋には大きな鰯が溶けかかって入っていた。

こんなパンパンの胃袋でよく大きなルアーに食いついたものだ。

半身をその場でお刺身に。

醤油にコーレーグースをアクセントとして加える。

う～ん、美味い！！

昼食前だが、沢山あったお刺身を３人でペロリと食べてしまった。

ビールが！ビールが欲しい！と今来た西表を振り返る。

ビールがあれば、まちがいなく半身ではすまなかっただろう。

全部ペロリと行っちゃってただろうな。

そしてグダグダのツアーになっていたかも。

ま、なくてよかったとしよう！

よし、残りは家で待つ家族にお土産だ。

ショートのサガリバナを終え、本日2度目の送迎。

今日のデイツアーはフカパナリ。

海のツアーだ。

海はまったく川とは違う。

この広い広い景色。

久しぶりに最高に気持ちよかった。

フカパナリからウチパナリへ延びる砂洲。

やっぱりお客さんも気持ちがよかったのだろう。

カメラを向けると自然に飛び出たジャンプ。

う～ん、風呂みたいに温かいぞ。

砂洲に取り残された池も勿論水は澄んでいる。

最年長Ｈ川さん。

最初は心配されたが、途中から俄然上手くなって、後は常に他の参加者の方々の先頭を漕がれた。

ウミガメもでっかいのが見れた。

いやあ、それにしてもこの青は癒されるよ。

深呼吸でこの海の青を胸いっぱい取り込んで、血液で体中に送り込む。

やや、張り詰めた心と体がゆっくりゆっくり弛緩していく・・・・。

お客さんのリクで上陸。

フカパナリ真珠湾の内側の長浜。

そして風情と情緒ある木製桟橋。

再びカヤックでの移動後は、大きなハスノハギリが作る木陰で休憩＆お昼ご飯。

僕のカヤックガイド55歳無事故円満引退計画などで盛り上がる。

引退記念ツアーには呼べとのことなので皆さん、声をおかけします。（笑）

潮がひいてリーフはほとんど水面から数センチしかない。

アンカーが打てる場所がないので、お客さんの空船を牽引しながら、上から安全確認。

今日は僕は泳いでいない。

聞けば、透明度は高かったというし、ちょっと泳ぎたかったなあ・・・・。

サガリバナは一日お休みで今日はフカパナリ島、無人島へ。

いや～、風もなく、波もない。おまけに昼から晴れてくれた。

最高の一日でした。今日も取り急ぎ・・・。

6月後半、グッドアウトドアとしては、珍しいぐらいに少ないお客さんの人数。

リピーターさんお二人に非常勤アシスタント一人。

ですが、ま、こういう日はガイドも一緒に潜って楽しみます！！（笑）

キレイな場所見つけた！！