川の上流部で、蟹を見つけた。水の中から這い出して、岩盤を歩いていく。サワガニでもない。西表の川の蟹と言えば、モクズガニ、タイワンサワガニなどがメジャーだが、これは一体なんだ?
特徴的なのは長い足を甲羅の目の後にある切れ込み。イワガニの特徴を備えている。調べてみるとオオヒライソガニというようだ。鑑定はあいまいである。難しいなあ分類は。生息環境的には当り。広塩性といって、海、マングローブ域(汽水)、淡水とどこでも住めるらしい。
しかし、図鑑で形態を見ると目と目の間がこの種ではまっすぐである。だが、写真のこいつはちょっと窪みがある。ああ、難しい。毎日、分らない動物、昆虫、植物を見つけてきては、家に帰って図鑑とにらめっこである。
分らなくてブログに載せれていないものも実は多かったりするのだ。