旅鳥が島に寄っているのでいい季節だと。(コムクドリ)

Sp1010526 カヤックの行く手、海面すれすれを飛ぶ一列の黒いものは鳥である。今日は朝から森が賑やかだった。出発直後も、祖納半島の森から同じ鳥達が一列になってざあああっと海に向かって飛び出しては、ほんのちょっと沖に出たところで、一挙にUターンして陸に帰ってくるのが何度も見えた。

ピーチクパーチク、なかなか姦しい。最初は何をしているのか分らなかった。なにか猛禽にでも追われているのかと思ったが、猛禽の姿もない。

そして、離れた外離島でも。う~ん、これは冬鳥が北の空へ帰っていこうとしているのでは・・・などと想像する。家に帰ってよ~く調べてみた。

大群をなすのはコムクドリという。で、西表には冬鳥としてではなく、一年に二度、大群でやって来る旅鳥だという。なれば、海に飛び出しては陸に戻ってなんてことを繰り返していた彼らはまだ着いたばかり。漸く陸に辿り着いたものの、まだ慣れない環境でちょっとした1匹2匹のイレギュラーな行動が全体をあんなふうにパニックに陥れているんだろうなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>