発酵菌 考察

033004
発光菌クヌギタケの仲間。

一際光っている落ち葉を拾ってきて小皿にサランラップで2晩、培養しました。

今朝、手前側の落ち葉から何本かの子実体が発生。
うちの数本は夜には胞子をまき散らして傘がすぼんでしまいました。

今日は幸い新月なので、窓からも光が入りません。
真っ暗な室内で撮影できました。

結果、やはり子実体(キノコ)は光らないことが証明でき、落ち葉の中の菌糸体が光っているのだということが分かります。

そして前日のこの落ち葉が光っている様子を撮影していないのが残念なのですが、採集した際にはもっと鮮やかに光っていたものが、子実体の発生とともに光を弱めているということも分かりました。

おそらくキノコは子実体を発生させる際、本体の菌糸にエネルギーが回らないのではないかと思われます。

子実体はキノコにとっての花ですから、キノコ全体としては、根に当たる菌糸ではなく、花に優先的にエネルギーをかけるものですよね。

面白い発見でした。

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