朝の宝石

120501

夜明け前、雨が降った。
深く深くまで降った雨の後、
雲が切れて
青空と朝の太陽が顔を出す。
すると森のそこここに
奇跡のように宝石が散りばめられた。

120502

ランのおしべから今にも零れ落ちんとするその雫は、
あの空に架かる虹の一色。