西表島の天然記念物、ウブンドゥルのヤエヤマヤシ群落に行ってみた

このブログでは初めての動画挿入。

調査がてら、僕らがまったく行くことのない西表島東部の仲間川、中流域、斜面に見られるヤエヤマヤシ群落に行ってみました。

ここは国の天然記念物となっています。
アクセスには大富林道入り口より林道を2時間。足元定かでない山道を1時間半。

途中、リュウビンタイの森を横切り、群生する足元のランを踏まないように気をつけながら、ぶら下がるモダマの蔓を横目にガジュマルの木に這い上がらなければ通れないような場所もあり、なかなか大変でした。

延々3-時間以上かかりましたが、大きなヤシの幹がオリンポスの神殿のように立ち並ぶ荘厳な姿を-見ると、本当に感動しました。

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面白いのは、これだけ10メートルを越えるような大木が並んでいても、やっぱりヤシなので、葉が少ない。梢もなければ、枝もない。

だから、山の中としてはちょっと考えられないぐらい明るいんです。

晴れた日にはとても美しい光が差し込み、清清しい林内です。

ここはハワイだろうか?と思うような空気で、そこが青い海に面したビーチではなく、西-表島の深い山中であることが信じられません。

地表近くは気根がフラのバウスカートのように綺麗に広がって、根元を覆っています。なかなか可愛いですよ。

P1070404

同じ天然記念物、石垣島米原のヤエヤマヤシ群落と違い、一切整備されていない自然その-ままなのが特徴です。

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