車を置いている海沿いの草地で2羽がじゃれあって飛んでいた。両方ともオスの鮮やかな青い部分が羽に見えたので、実際は縄張り争いなどしていたのかも知れない。
アオタテハモドキはオスがこれほど美しいのに対し、メスはそうでもない。自然界にはよくあることだが、オスというのは一般に派手である。
カメラのズームが3倍しかない為、特に大きい訳でもないこの蝶を撮る為には結構近づかなくてはならない。しかし、なかなか近づかせてくれない。ちょっと警戒圏に入るとすぐヒラヒラ。目がいいのか?そこでちょっと考えた。太陽によって影が出来る方角を考え、太陽を正面にしてゆっくり接近。すると嘘みたいに気付かれない。最終的に30cmの接写である。
きっと影が迫るのを危険と感じているんだろうなあと思った。