ワダツミギボムシの糞塊

Wadatumigibomusi 潮の引いた河口の干潟にいくつも横たわる巻きグソ。誰もが驚く見事な巻きっぷりは半索動物ギボムシの糞塊。

要は全身管状の動物で地上に肛門だけをのぞかせ、ブリブリムリムリ糞を垂れ続ける。よーく探せば、まだ地中から新しいウンコがムリムリと溢れてくる糞塊もあり、その溢れてくる部分をぐいっと素早く掘り返せば、ギボムシ本体は無理ながら、肛門のきれっぱしが拾える。

本当に薄い膜のような管。この先になが~い本体がある。因みに糞塊は口から取り入れられた泥が、消化管内で有機物などの栄養分を吸収された残りとして肛門から出される。だから、本当にウンコ。

ミナミコメツキガニやシオマネキ類の土団子とは似て非なるものなのである。

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