種が好きだ。特に硬い野生のマメ類は好き。まず綺麗だし、次に見ていて飽きない。
で、久しぶりにこのマメを見つけた。よく混同されるシロツブではなく、ハスノミカズラと言う。因みにシロツブは石垣西表ではほとんど確認されていない。特に自生の豆果は。
ハスノミカズラはその莢の棘が恐ろしい。拷問道具「鉄の処女」のようである。しかし、種は小さな鳥の卵のようで、硬くてコロコロして可愛い。なので、林床を探してみる。と、誰かが念入りに探したような形跡が。こりゃあ駄目だ。他にも目をつけている人がいる。と思い、じゃあ、今年の今なっているこの莢の中身だ、と思う。ちょっと振ってみたが、まだカラカラと完熟した時の音がしない。まだ採れない。でもこういうものは原則早い者勝ち。う~ん、2月末まであるかなあ・・・。