見事なオオタニワタリが着生し、そこにはちゃっかりクワズイモが場所借り。おそらく、オオタニワタリが一所懸命上からの落ち葉なんかを分解して作った僅かな土に生えているのでしょう。その下にはサクラランまでぶら下がっています。みんなちょっとでも住めると思ったら、すぐに侵入しますね。
おそらく西表島の森は、実は西表島の集落以上に住宅事情が悪いのでしょう。
この箱庭というか植物コングロマリッドをこれからも追い続けたいと思います。
一番見たい瞬間は、サクラランの花がぶら下がり、ギランイヌビワが幹から気持ち悪いほどに果実をぶつぶつつけていて、上ではクワズイモが赤い実をつけているというもの。ついでにオオコウモリがぶらさがっていてもいいし、クワズイモの葉っぱにヤエヤマアオガエルが乗っていてもいい。う~ん、楽しみ!