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芳しきシークヮサーの白い花

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道端で野生のシークワサーの花が満開していました。
雨ですが、その分風もなく、香りがそこに留まっていました。

爽やかな芳香に癒されますな~
今年も沢山実がなりますように。

朝の宝石

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夜明け前、雨が降った。
深く深くまで降った雨の後、
雲が切れて
青空と朝の太陽が顔を出す。
すると森のそこここに
奇跡のように宝石が散りばめられた。

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ランのおしべから今にも零れ落ちんとするその雫は、
あの空に架かる虹の一色。

マングローブ倒壊被害

満潮時にはキレイな仲良川・・・・

ところが干潮時に通ると、これ。

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マングローブの倒壊が1キロほどにわたって続いています。
ひどい景色です。
ここ数年、少しずつマングローブに覆われた川岸が後退し始め、ここ1,2年で加速しています。

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原因は・・・・
もとユニマットリゾート、現星野リゾート
「ニラカナイ」
がオプショナルツアーとして目玉にしているマングローブクルーズ。
この川を大きな動力船でひどい時には一日4往復以上もしています。
この船のスクリューが作る引き波がマングローブの根元の柔らかくて細かい粒子の泥を洗い流します。
そして根が大きく露出し、木自体が弱り、ちょっとした台風、大水で倒れてしまうのです。
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それでも高潮時のみに、ゆっくりゆっくり走らせるならばここまでひどいことにはならなかったのでしょうが、マングローブが生える際しか通れない低潮時でも時には走らせますし、高潮時でも、遠くの干潟に泊めたカヤックが波でひっくり返るほどのスピードで走らせます。
その時の水際の濁り方といったら・・・・・

学者さん方がマングローブの倒壊の調査もしているようですが、悠長に過ぎます。答えが出るまでにどれだけの被害が広がるか・・・。

船の上でマイクを使い、大きな声で自然解説をしているニラカナイのガイドさん、このマングローブの倒壊についてもちゃんと説明していますか??

僕らのそしてあなた方や島のみんなの財産を、後世の人たちに残すべき大事な景色をつぶしているのは、自分たちだと本当は自覚しているのではないですか?
それに目を瞑れる、何もしないでおいておける、あるいは目先の利益のために犠牲にできる企業体質こそ、大型リゾートが批判される一番の原因です。

ルリミノキ

ニコゲルリミノキ
花も実も可愛いやつです。
分布は西表島と沖縄やんばるのみだとか。
西表には普通だけどね。

ちなみに・・・
           毛
にこげ=和毛=毛毛(毛が三つ)
と漢字では書きますが、意味は産毛のような柔らかい毛という意味だそうです。

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オキナワウラジロガシ

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今日はいい天気!
足をけがして以来、久しぶりの仲良川です。
カヌーも快調。
上陸して歩き始めた山道には、いきなりたくさんのドングリが落ちていました。
日本最大のドングリ、オキナワウラジロガシです。

ゆっくり滝で過ごした帰りには、このドングリが多かったあたりから、ガサガサ・・・ドドドドド!!
と音がしてリュウキュウイノシシの親子5頭が山道を走って横切って行きました。
もうすぐ猟期です。
美味しいイノシシの刺身が食べられる!!!

光るキノコ

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しまった!
寝てる場合やない!
せっかく拾ってきた一品を無駄にするところやった!
と寝床で思い出し、真っ暗な庭で撮影。
これ、ナイトツアー中に見つけた朽ちたクバの枯葉。
なんか小さな白いキノコ写ってるでしょう?

これが・・・・

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実は光るキノコなんですな~

う~ん、僕の持ってる資料にはこのキノコ、名前がありませんでした。
キノコの子実体はかなり明るく発光し、葉の中の菌糸もぼおっと光っていました。
名前、なんでしょうね~
このキノコが一面に出ているクバの枯葉、今度探して現地で撮影しよう。

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昨夜の光るキノコ、朝の光の中でマクロで確認しました。
柄がなく、表面はレンコン状の無数の穴、そしてクバの枯葉に発生という条件。
エナシラッシタケ。
これに間違いありません。
よし、ナイトツアーネタが一つ増えた!

西表のカワセミさん

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川の宝石、カワセミ。

こちらのマングローブ域をカヌーで進んでいると数は多くはないですが、よく見かけます。
あまり警戒心は強くなさそうですね。

少し先まで飛んでは、別の枝に止まり、僕らが近付くと、また少し飛んでは別の枝。
繰り返し、その姿を目で追えます。

西表のカワセミは内地のものより少し黒ずんでいます。
それでも飛んで行く姿はやっぱり光に輝いてキレイです。

イリオモテヒメラン群生

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8月の末、イリオモテヒメランの群生を見つけました。
珍しいランではないけれど、2m×2mの範囲を埋め尽くしていました。
で、面白いのはその周囲には全然見当たらない。
こういうところが、ランが乱開発で姿を消しやすい理由なのかも。
こんな小さなランが意外と好きですね。

逃げられない食欲の怖さ

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川で、落ちたフトモモの果実をむさぼり食っているところを、子どもたちに見つかり、いじられまくった天然記念物セマルハコガメ。(厳密には触っちゃだめ)
放してやると慌てた様子で一目散に逃げて行くが、途中、先ほどの果実の近くまでくるとピタと歩きをやめ、向きを変えてやにわにそれにかぶりつく。さも何事もなかったかのように。

食欲>危険回避本能

絶滅しまっせ。
でも、あまりに面白いのでそれを3度繰り返してしまった。