SUPというのは「スタンドアップパドルボード」のことです。これはその英語の名前が示す通り、ボードに立ちつつパドルで漕ぐマリンスポーツを指します。カヌーは通常坐りながら漕いでいくので、そのスタンドアップバージョンだと考えればわかりやすいです。

「ボードに立ちつつパドルで漕ぐ」ということから、坐って漕ぐカヌーよりも、SUPは難度が高くなります。そのため、フィールドの波の穏やかさや、ボードの安定性が特に重要です。フィールドの波がとても穏やかで、ボードの安定性も高ければ、初心者でも問題なく漕ぐことができます。

西表島カヌーのコースであれば波の穏やかなフィールドもたくさんあります。たとえば、マングローブに囲まれた川などがそうです。そういった川をSUPで渡っていけば、いつもとは違った目線によってまた新たな西表島の自然の魅力を発見できるはずです。

西表島カヌーツアーを取り扱っている「グッドアウトドア」でもSUPのコースがあります。グッドアウトドアのスタッフは波の穏やかな場所に詳しいですし、使用するボードも安定性が高いものとなっているので、誰でも気軽に始められます。

一般的なカヌーツアーと同様にSUPものんびりと楽しむのがグッドアウトドアのコンセプトです。そのため、ゲストはガイドとゆっくり話でもしながらマングローブの中を進んでいくことができます。そうしてたどり着く先には大切な思い出となる美しい秘境があるはずです。

ただし、このマリンスポーツは天候や潮の満ち引き、風などの微妙な変化の影響を受けやすい特徴があります。そのため、それらの状況によってはツアーが開催できなくなることもあるので、あらかじめお店に問い合わせておくことが大切です。