西表島は、熱帯性気候で植生も独特です。
魚介類はもちろん、タケノコや海藻なども、本土では味わえないものがたくさんあります。
西表島カヌーでは、こうした島の食材を使った食事を提供しています。
島で採れた新鮮な魚介類や山菜などスペシャルなメニューを用意します。
ほとんどのツアーは7時間から8時間かかります。
途中休憩を入れながらゆっくり行きますし。
お昼にはみんなで食事を囲みます。
ツアー中に釣りあげた魚を刺身として提供することもあります。
世界一味わいがいいと言われているパイナップルも好評です。
西表島独特の変わったおやつも提供します。

西表島カヌーで提供する食材で好評なのが島の山菜です。
西表島を含む八重山地方には独自の植生があり、ここでしか味わえない食材の宝庫です。
たとえば八重山地方で行事などで使われる食材にオオタニワタリがあります。
木の上や岩肌に着生するシダ類です。
葉の長さは1メートル以上あり、新芽の部分を食材として使います。
炒めものや天ぷらに向いています。
また煮物としてもよく使われます。
1年を通して収穫することのできる山菜です。
ビタミンBを多く含み、食物繊維もたっぷり含んでいます。
またホウビカンジュというシダ類も独特の食材です。
世界の熱帯地方に分布しています。
関東などの山野に生えることはまずありません。
一見するとぜんまいやワラビのようですが、シダ類です。
新鮮なものは生でも食べられます。
山菜には苦味があるのが普通ですが、青臭さや苦みはまったくありません。
さっと湯通ししてマヨネーズなどで食べることができます。
歯ごたえがよく、サクサクと心地よい食感です。
天ぷらで食べることもできますが、ぜひ生に近い状態で、食べてほしい食材です。