西表島はシーカヤックに最高の環境だ! 
by 西表島カヌー旅行人グッドアウトドア


● 憧れのシーカヤックが西表島なら簡単に始められる!


ここ20年でずいぶん普及したカヌー(ここでは≠シーカヤック)。

我々はガイドするゲスト様に事前にカヌー経験を聞きます。
すると多くの方が20年前とは違い、ほんの体験程度も含めて何度か経験があると仰います。
すごいことです。
西表島も、穏やかなフィールドで簡単にカヌーができるという点で、この普及に大いに貢献したのだろうと思います。

一方、最近ではSUP(スタンダップパドル)が国内でかなり流行を見せています。 西表島でも同じでグッドアウトドアにも体験希望の方がいらっしゃいます。
水の上に立つ体験、目線。
これはたしかに他にはないものです。
しかし、SUPツアーも開催する側から、移動ツールとしてのSUPとカヌーを比較した場合、あまりにも低いSUPの限界が見えてきます。

それは、体重、体力、バランスの問題から最初から立てない方がいる。
立っているがゆえに、少しの風でもきつく感じる。
少しだけの移動なら可能だが、長距離ツーリングには向かない。
大きな荷物を持ちにくい(固定するかリュックで背負う)

グッドアウトドアで重きを置く「西表島の旅」というテーマにおいては、SUPは難しいツールです。

では移動ツールとしてカヌーの上位にある「シーカヤック」ではどうなのか?

一般的なカヌー・カヤックよりは幅が狭く、SUPほどではないが、体格によってはバランスが取りづらい場合がある。(当店ではカヤックそのものを体格にあったものにチョイスすることで対応可能です。)
漕ぎ出せば安定し、スピードが出るため、多少の風はもろともしない。
軽く、速いうえ、座っていられるので長距離ツーリングも可能。
荷物が沢山積み込める。

そう、シーカヤックは存在そのものが「旅」の為にあります。
風を切り裂き、波を越えて進む、美しい流線形のその船体。
あの船に乗って自由に旅してみたい。
シーカヤックはカヌー好きには憧れの存在なのです。

そのシーカヤックをここ西表島では、国内のツアーと比較してかなりお安く乗ることができます。
それは他地域がシーカヤックそのものの販売も目的とする為、ツアーそのものの料金とは別にシーカヤックのレンタル料がかかる為だろうと思います。
西表島ではツアーそのものを目的としていますので、どのお店もほぼレンタル料なく、お安く手軽に参加することが可能です。
当店でもツアーに必要な道具はほぼ無料でレンタルできます。

 

 

● 西表島には穏やかで美しい海、マングローブに縁どられた静かで手つかずの川がある。


はじめてシーカヤックに乗られる方にとって不安な「波」、そして「強い風」。
しかし西表島の海は島の周りをサンゴ礁で囲われています。

沿岸よりを通れば、サンゴ礁(リーフ)で外海の波はブレイクし、内側までは届きません。
だから大きな波の不安なく、比較的穏やかな中を漕ぐことができます。
また山に囲まれた船浮湾は国際非難港に指定されている程、湾内は波が届かず穏やかです。

そんな穏やかな海でも初心者にはハードな風が吹くことがあります。
少し体力に自信のある方なら乗り越えることも可能でしょう。
が、きつそうな海を諦めて、川でシーカヤックに乗ることがここ西表島ではできます。

シーカヤックで漕ぐ西表島の川は、みなさんのイメージする日本の渓流や流れの速い川とは異なります。
山の間を蛇行し、マングローブが生い茂る川は、上流数キロ先まで潮の干満の影響を受けるほど高低差がありません。
つまり川のイメージにある強い流れはなく、潮の干満程度の流れの中を漕ぐことができるのです。
川では場所によっては風もありますが、奥に行けば行くほど、山や森に囲まれて風も穏やかになります。
多少の風がある日でも、初心者が漕ぐことが可能です。

 

●西表島カヌー旅行人ならシーカヤックの楽しさを伝えられます。


シーカヤックは難しいものでしょうか?

答えはNOです。

漕ぐということは、誰にでもできることだからです。
なんと言っても、日本人は海を渡って大陸から移動してきた可能性すらあるぐらいです。
もしかすればDNAに漕ぐ才能が眠っているかもしれません。

ただし、効率的に漕げるかどうか、という意味ではなかなかこれが難しい。
西表島にカヌーをしに来られた方でも、ただ腕をぐるぐる回して漕ぐ人、パシャパシャ言ってあまり有効に水を捉えていない方。
最初からうまく漕げる人はほぼ皆無です。

何度か経験した方でも同じです。
世の中ではツアーや体験において、「ただカヌーが進めばいい」というように、キチンとした漕ぎ方は教えていないみたいです。
キチンとした漕ぎ方・・・・

人はそれぞれ違って当たり前。
その人、その人にあった漕ぎ方があるでしょう。
しかし、一番の基本は変わりません。

船を効率よく進めること。

これだけです。

そのためにどうすればいいのか。
そこをグッドアウトドアではキチンと説明してからツアーに出発します。

それでもなかなか最初は効率的にはシーカヤックを進ませられません。
だからツアーの都度都度で、ガイドは「皆さんのここをこうすれば良くなるというポイント」を指摘していきます。
それを意識しながら漕ぐことで、いつの間にかゲストの皆さんは見違えるように効率的な漕ぎ方が出来るようになっています。
当店のツアーではかなりの距離を漕ぐこともありますが、誰も脱落せず完漕されるのはそのせいです。

なぜそんなことができるかというと、それは当店、西表島カヌー旅行人グッドアウトドアが日本一のカヌーイントラ団体JSCA(日本セーフティーカヌーイング協会)の公認スクールであり、ガイドがきちんとしたトレーニングを積み、インストラクター検定試験に合格した公認イントラでもあるからです。

グッドアウトドアのガイドは、常に自分の漕ぎも研鑽し、ゲストの漕ぎ方も、どこがあまり良くないのか、どこを直せば良くなるのかを考えながらツアーを行っています。

もし、シーカヤックをもっと効率的に、楽に漕げたなら、ツアー自体がさらに楽しくなるでしょう。
また、シーカヤックがもっともっと好きになって、西表島や他のフィールドも漕ぎたくなることと思います。


シーカヤック漕ぎ漕ぎイメージビデオ

西表島からシーカヤック①  FWストローク(前漕ぎ)




To Be Continued