秘境の滝に咲いたロータス
2008/07/31
アダナデ
なんだか、今日は静かな一日だった。白浜出発のショップが朝からほとんど来ていない。ツアー中も他の観光客を一人も見なかった。
こんなこともあるのだなあ・・・。
さて、お客さんは一昨年、体力的問題から、ということでツアーをキャンセルされた女性たち。あまりにガッカリした前日キャンセルだったのでよく覚えていたのだが、後からそうと聞いてびっくりした。向こうからキャンセルされた方とは、そのまま縁が切れることが多い。
こんなこともあるのだなあ・・・。と感謝。
それにしても元気な女の子たちだった。
かって体力が原因でキャンセルされた人たちとは到底思えない。
カヤックはスイスイ。
サワートレッキングもヒョイヒョイ。
泳ぐのには歓声。
休憩中は水の掛け合い。
とにかく遊んでいる。
辿り着いた奥地の滝では、ひとしきり賑やかに滝遊びをした後、なんだか、シンクロみたいなことをしているなあ・・・と思って見ていたら、突然、滝つぼに大輪の蓮の花が浮かび上がった。
とっても大きくて美しい花だった。
なんでこんな美しいことをやろうと思ったんだろう。
自分たちでは見えないロータスをいったい誰に捧げたのか。
心から不思議。心から感動。
出発前、最後に滝に向かって手を合わし、「また来させてくださいね」ってみんなでお願いしている。
いいねえ！君たち！
ちなみに・・・
かってカヤッカーの憧れのブランドだったものに、パタゴニアのカヤック部門「ロータスデザイン」がある。
蓮の花っていいよねえ。大好きだ。
芙蓉の「芙」って一文字では「蓮の花」を意味している。
ウチの娘の名前はそこから。