トムヤムクンのような
2008/05/17
ビーミチの滝
今日、また例のドリンクを作ろうとシークワサーを採りに森に入ってみた。
が、僕が大事にチマチマ採っていた果実が、見事に採り尽くされている。あっちゃあ～。やられた～。
基本早い者勝ちが原則だから、わざわざ採る数を制限して残しておいた僕が甘かったのか。去年も最終的にこんな風だったことを思い出す。２年前までは採られることはなかった。
今は確実に場所を知っている人がいて、ある時期に採りにくる。しょうがない。だからと言って先に全部採るのもなあ。
ただ、一人５個なんて計算して採るのは、来年はやめようと思った。ふんだんに使おう。採られるまでは。
枝の影などに取り残されたいくつかを集める。１０ほどにはなった。食事時、それでＨＯＴシークワサーを作ることにする。
やはり果実を絞るのは女性にお願いする。
そして沸かしたお湯に黒糖を溶かす。黒糖だけだと色がきついので、少しグラニュー糖も加える。
グラニュー糖。妻がこのスペシャルドリンクの為に、小さな器に入れて準備しておいてくれた。毎年、この時期にはグラニュー糖が準備されている。そうに違いないと信じていた。
さて、出来上がったサトウキビジュースに絞った果汁を全部入れてしまう。これで完成！ホットシークワサー。
うまいですよ～！どうぞ！
いただきま～す！
口に含む。
うん？
みんなの顔にも戸惑いの表情が・・・。
「思っていた味と違う。」「うん、これはこれで美味しいけど」
いや、正直美味しくない。頭の中にある味との落差で、まともな味には思えない。
慌てて僕は考える。この酸味の効いたスープのような味になってしまった原因は・・・。
グラニュー糖か？
空けてなめてみる。
やっぱり塩じゃないか！！！
無理して飲もうとする彼女たちに、いやこんなの飲んじゃ駄目！こんなのは！と捨てさせる。
がっかり、今シーズン最後のシークワサー・・・。