女性シングルカヤッカー
2008/05/27
ユシカダラ（木炭浜）
シングルカヤックは難しい。細いのでバランスがとり難いのと、１人の力で１の船を漕ぐ、つまり頼れるのは自分しかいないという点でだ。
その点、もっぱらツアーで利用しているタンデムは安定感があるうえ、２人の力で１．５の船を漕ぐといった感じ。
女性が２人だったり、カップルだったりしたら、断然タンデムがいいだろう。
が、男性が一人だったり、２人組であったりしたら、僕はシングルを勧める。勿論、大変ではあるが、面白さが違う。特にうちで１度でも漕いだ人には、すぐシングルを勧める。経験して欲しい。
さて、今日のお客さんは女性お一人。
一応タンデムを用意した。しかし、話を聞けば学生時代はボート部。しばらく前までは地元でカヤックスクールに通っていたとか。だが、そこでのスパルタ式訓練が原因で少々海でのシングル艇利用に恐怖をもたれているようだ。
「今日の海は大丈夫！シングル使いましょう！」
そんなトラウマはきっと今日の西表の海を漕げば吹っ飛ぶだろう。乗せてみる。
十分。スピードもある。技術もある。
カヤックサイトシーングのお店であるうちには珍しいタイプだ。となると僕も遠慮なく漕げるので実に気持ちいい。
ううううん！気持ちいい！