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少し残念ではありましたが・・・。

少し残念ではありましたが・・・。

2008/09/08

船浮湾

せっかく、今日は誰もいない船浮湾、そして水落の滝へのツアーだったのに・・・。
突然、静かな湾内を切り裂くように飛んで現れたのは、ジェットスキー軍団。すごい白波とあまりにも騒々しすぎる音を立てて迫ってきた。以前から石垣島よりチョクチョクこの西表に遠征しに来るツアーがあるのに気付いていたのだが、今日は見たこともない大集団。
石垣から10艇ほどのジェットに乗ってきたのは、おそらくインストラクターだろう。それとは別に母船が船浮湾内に停泊し、そこからジェットスキーにツアーのお客さんを乗せかえて飛ばしまくる。1回転ではおさまらず、先発隊、中、後発隊と3度乗せ換えていずれも水落の滝までやって来た。
さすがに、マングローブでは少しスピードを落としてはいたが、それにしても・・・。

自然を楽しむというのには色んなスタイルがあります。アクティブに、あるいはのんびりと。でもねえ。静かに楽しんでいる人の邪魔してまで楽しむというのは、いかがなものか。目に入れないでおこうとしても、入る。耳に入れないでおこうとしても聴こえる。
僕らはそこでゆっくり釣りなどしてお昼もとるつもりだったのだが、なんだか彼らと一緒にいるのがイヤで、早々に水落の滝を離れることにした。
「今度、西表に支店を云々・・・、そうすれば云々・・・」と言っていたチーフっぽいインストラクター(あるいはオーナー?)には悪いが、本当なら断固反対させてもらわなければいけない。石垣だけでやってください。そんな騒々しい遊びは。

しかし、最近突然持ち上がったユニマットによる船浮イダの浜でのリゾート開発計画にしても、今回のジェット軍団にしても、なんで静かで綺麗なところを、その雰囲気を平気でぶち壊せるのか。感性の違いだけでは済まないでしょう。

いやあ、しかし今日は滝は少し残念ではありましたが、全体に非常によい天候に恵まれ、青い空と透明度の高い海、ジェット軍団が消え去ってからの静かでのどかな時間。なんとか取り戻せた。良かったです。