ショートツアーのお客さんを港まで送り、みんなでコーヒーブレイクを楽しんでいたら、妻がデイツアーのお客さんをお迎えして、港までやって来た。
新しいお客さんをお迎えし、逆に妻の車に乗り込むショートツアーの方々を見送る。
彼女の協力のおかげで随分スムーズに2度目のツアー開始だ。
しかも、デイツアーにご参加の二組はMさん、Eさんともにリピーター。Mさんは今回4歳の娘さんが初のツアー参加ながら、基本漕ぐのは問題ない上手い方なので、パドリング講習をすっ飛ばし、そのまま出艇。
Mさん親子。
幸い風も穏やか。
気持ちのよすぎる満潮の川。
そのころ、ショートチームが去って1時間以上も花の中にいたらしいアシスタントKが引率するスーパーロングチームは、「ご本人達曰く、すごいすごい満喫できました~」という花溢れる川を離れ、ようやく上流へ。
朝の光が差し込む川は素晴らしく輝いていた。
こちら、デイツアーチーム。
「早く行けば、まだサガリバナがいっぱいある筈!!」
追いつけ追いつけ!という訳でもないが、すごいスピードで漕ぎ進む。
こちらの景色も抜群だ。
ほら、まだあった!
サガリバナ沢山流れてる!!
スーパーロングチームは、そのころ、さらに上流の沢を楽しんでいたようで、こちらも光がかなり美しい。
デイツアーチーム、サガリバナのあまりの美しさにしばし休憩。
頑張って早く漕ぎ、また潮もうまく条件が合ったおかげで、思わぬサガリバナツアーのおまけ付きとなった。
去りがたいなあ・・・。
だけど・・・
みんなが待ってる。先に行こう!
だけども、このE夫妻のご主人だけは実はこの後、もう一度ここを通過していただくことになる。
というのも・・・・。
午後からは潮がかなりひいてしまう為、上流までカヤックで行ってそこに船を置いておいたら、帰りは潮のひいた川底を、重たい船を引き摺って帰らなくてはならなくなる。
それはかなりしんどい。
そこで、上流で荷物と他のお客さんを下ろした僕とEさんとは、自分の船に空っぽの他の船をくくりつけ、下流に船を置きに行ったのだ。
そして、自分はそこからまだ深い川を泳いで上流に戻ってくることになる。
でも、だからこそできた。
このサガリバナスイム。
滅多にできない楽しい体験だった。
水面に顔がある分、より花の匂いも濃厚だった。
わりに楽しんでいた気もする。
だけど、太股がかなりきついこの水中ウォーク。
Eさん、ありがとうございました。
そのころスーパーロングチームは、日当たりのいい休憩ポイントでエビ釣りに熱中していたようで、せっかくの朝寝用マットも出番なし。
さて、僕ら二人、頑張ってすばやく他の方たちの所まで戻った。
いよいよ、沢歩きの開始だ。
まずは早速のスイムタイム。
思わず声が出てしまう最初の水の冷たさだ。
やっぱ、こんな小さな滝でも打たれとかないと、気がすまない。
はい、手を貸してごらん!
とガイドが手を出しても、照れてなかなか手を出さないMさんとこのワカちゃん。
ほぼ自分自身の力のみで結局踏破した兵。
ようやくスーパーロングチームに合流できた僕ら。
着いて早々のエビ釣りでも、ワカちゃん、Mさん、ちゃんと成果をあげた。
一番沢山釣ったIさんご夫妻。
おかげで全員のオソバが海老ソバに変身。
よっしゃ~!
誰もいないアダナデの滝。
ようやく着いた。
でも、やや時間がかかりすぎたかな?
帰りは足腰が弱っているのでやや慎重に下りなければ。
深い淵ではMさん、ワカちゃんを背負っての亀泳ぎ。
ワカちゃんもさすがに疲れたね。
でも、こらからまだ歩くよ~。
ほら、水がない!
カヤック、下流まで下げておいてよかった~。
漕いでは座礁、漕いでは座礁のアダナデ川を抜け出して、ようやく仲良の本流へ。
いやあ、ホント今日は時間がかかったな~。
港についてみれば、もうとっくに5時だった。
結局、スーパーロングでご参加の方々は朝4時お迎えの夕方6時お送り。
すんごい長いツアーになってしまった。
ホント皆さんありがとう!そしてお疲れ様でした!!