まだ見ぬ秘境を求めて
2009/03/19
カーシク
今日は、今後のツアーコースの調査の為、浦内川を漕いだ。
浦内本流はあまりに長いし、船で行けるところを苦労して漕ぐのもあまりにバカバカしいので、いくつかある支流の奥が美しければ・・・・というそんな気持ちだった。
結果から言うと正直言って、あまり面白みはなかった。
唯一、カーシクの滝ぐらい。だが、ここも本流から音が聞こえるぐらい支流自体は短く、ここを目的に、というのはその漕ぐ距離に対して満足度が釣り合わず、ツアーとしては弱い。
その他、メバラ川は支流の雰囲気は悪くはないが、いかんせん細すぎる上に倒れた木や竹がすぐに行く手を塞ぐ。同じくシンマタ川は上陸して滝までのトレッキングを挑んだが、ここもあまりに藪が酷く、使えそうにない。川も清流ではなく、ちょろちょろと淀んだ水が落ちているぐらい。もともとこの川は稲葉という昔の村の田んぼの用水に利用されていたようで、奥は田んぼ跡の湿地帯から水が流れ出ていた。
この2つの川はいずれもサガリバナが川の両岸にきれいに並んでいて、サガリバナの時期だけは使えそうだが、果たしてここまで漕げる人がそんなにいるかどうか。
まあ、でも、こんなもんだろう。
そうそうツアーに使えそうで「これは！」とびっくりするような秘境に出会える筈はないのだから。
浦内川の利用方法はかなり検討しなければ、普通に使えそうにはない。