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もう一つの支流

もう一つの支流

2008/05/09

トゥドゥルシ川

ナーラの支流ではアダナデが有名だ。安渓先生によれば、アダナデの語源はアダヌ(アダン)である可能性が強いと。なるほど、川はアダンに覆われている。
が、これはこの流域でわが祖納部落の人々が稲作をやめてから、その水田跡に繁茂したものだろう。
あるいは、水田が開かれる前の大昔、やはりアダンが生い茂っていたのか。
そしてもう一つの支流、トゥドゥルシ。語源は「轟き」だという。けっしてゴウゴウ流れてはいない。川の感じで言うならば、アダナデより更に平和な感じすらする。
むしろ、アダンが綺麗に川岸を覆い、こちらこそがアダナデ川といった感じすらある。
上流に行けば川の様子は変わるのだろうか。
この川辺りは、白浜林道を登ったヤマダあたりから見下ろせる。
そして、そこには滝と思しきザザアアアという轟音が聞こえる場所がある。地図を見れば確かにトゥドゥルシには滝がある。この音がそうかは分からないが、一度川筋を上がってみる必要性はあるかもしれない。
轟く滝を下から見てみたい。