チャーリーとチョコレート工場
2006/06/10
仲良川ナーラの滝
大雨である。しかし、皆さんこのツアーを楽しみにしてくれているので、安全に支障の出ない範囲なら、ツアーをやろうと今日も決行。
港でカヤックを準備している間、お客さんたちは車の中にいた。するとしばらくして突然雨が上がった。なんと！運がいい。
しかし、連日の大雨で川はこの通りチョコレート色。最近見たＤＶＤを思い出した。さしずめカヤックはウンパルンパの船か。上陸後、雨対策に大きなブルーシートでタープを拵え、その下で昼食。
昼食時には再び雨も酷く降り出していたので、ちょうど良かった。食事後、早速滝へと向かう。途中、先に行っていたグループが断念して引き返してくるのに出会った。増水しているという。駄目かな・・・そう思ったがとりあえず、僕らも先へ行ってみた。川は確かに増水していたが、僕の判断では全然許容範囲。なんなく全員渡れた。
更に先に進むと今度はカメラなど機材をもったＴＶ番組の撮影班が。ロープやら色々準備している。さすがに重装備。そこまでいるのか？彼らを横目に、僕らは早目に水着になり、つるつる滑る岩場ではなく、川に浸かって進むことにした。これも難なく渡れた。
そしていよいよ滝である。滝は増水し、これも映画の中のチョコレートの滝のようになっている。だが、水量は危険というほどではない。まず、ためしに僕が滝に接近。やはり大したことはない。水が茶色くなっているので恐怖感を煽るが、しっかり足も立つ。このあたりの足場ははっきり言ってこちらがプロである。
皆で手を繋ぎながら、滝へと接近。強いしぶきを浴びると共に大きな達成感を得た。楽しかったなあ。
因みに、撮影班は「世界不思議発見」のクルー。今度は明治期に西表を調査行脚した笹森儀助が出てくるらしい。知り合いがこの儀助に扮していたが、そのもののように似合っていた。