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沢遊びと嬉しいプレゼント

沢遊びと嬉しいプレゼント

2008/09/10

仲良川支流

今日も昨日の女の子たちで貸切。
ただ今日は、近づいてくる台風の影響で、あんまり暖かくならないだろうと予想。沢でずぶ濡れコースだけに早目に帰ってきて冷え切った体を温められる温泉に寄ることにした。

ところが、朝からまぶしいばかりの太陽が輝いている。あれ?台風まだ遠いのかな?
今日もみんなはとっても元気だ。昨日の海に続き、今日の沢。昨日は青く広大な世界。今日は緑一色のスモールワールド。昨日とは全く違う世界に、彼女たちはまたまた大感動してくれている。
西表島でよかったね~。

しかし本当に明るく元気な女の子たちだった。カヤックを漕いでいる間は常に歌が聞こえてくるし、歩けば笑い声が絶えない。沢を歩く何気ない仕草を撮ろうとカメラを向けた瞬間、誰かがそれに気付いて、必ずポーズをとる。それに気付いた別の子がまたポーズ、遅れて全員がポーズ。ウェーブ状態でポーズが連鎖する。そしてみんな笑顔。
だから、今日撮った写真には数え切れないぐらいの笑顔が写っている。
そして何気ないショットがほとんどない!(笑)

感動的な滝への到着にテンションは最高潮。そこでも素晴らしい太陽の光がありがたく、はげしい滝修行に飛び込みなど、みんなはじけたように遊んでいたのだが、しばらく水に浸かっていれば、さすがに冷えてきたようで、お昼ご飯を取る為に一端あがることにした。
今日は中味にゅう麺。温かいメニューだ。みんなが写真を撮りあって遊んでいる間に麺も茹で上がり、スープも出来上がった。さて、ではお昼ご飯を・・・、そう思っていた時、突然雨が降り始めた。
あっちゃあ・・・、空は白く霞み、雨はだんだん強くなってくる。これでは、もうほとんど出来上がりと言っていいお昼の最後の盛り付けが出来ない。せっかくの美味いお出汁に冷たい雨水が入るのは、また雨水が跳ね返る熱いお出汁に顔を近づけるのは、やっぱりちょっと辛い。
そんな理由で恨めしく空を見ていたが、どうせ濡れるなら、と開き直ってみんなで泳ぐことにした時、不思議に「ぴちょん。」と雨が上がった。

「ちゃ~んす!」滝から飛び出すようにみんな一斉に上がったら、僕が何も言わないのに中味にゅう麺を盛り付け始めてくれている。素晴らしいチームワークと判断力。

急いだのでお出汁を再沸騰させないままだったから、少しぬるかったはご愛嬌。中味にゅう麺は大好評だった。しかし、雨がただの通り雨で本当に助かった。今日はタープを用意していなかったし、ね。

そんなんで、なんだか楽しくもあっという間にツアーは終盤。昨日の分までと思って沢山写真を撮ったので、途中カメラの電池残量がまったく0になってしまった。こんなのも初めて。写真は全部で600枚を超えていた。これは、後で郵便で送るのだが、容量的にCDRでは送れない。DVDで送ることになる。画素数を落として撮るようになってからは、久しぶりのことだ。

カヤックを漕いで川から出てきたら、海は風も波も思ったほどもない。しかも北風が吹くと思っていたら南風だったので、追い風に乗って楽に帰れた。
「ああ~もう着いちゃった!なんか終わりたくな~い!」
そんなみんなの言葉がガイドの栄養剤。うれしいですね。

そして、ツアー終了後、事務所に着いたみんなが改まって一列に並んだので何が始まるのかと思っていたら、お礼の言葉と一緒に渡されたプレゼントが・・・・。
これが本当に嬉しかった・・・・。
昨日の晩にみんなで準備してくれたなんて、本当に本当にガイドも大感激でした。
プレゼントの正体は、後日UPで。