沖の大きな根には何種類もの魚がそれぞれ群れを作って住んでいる。 それも隣どおしはとても近い。 さながら、海の共同住宅。 この中には、互いに捕食したりされたりという関係は存在しないのだろう。 だとすれば、互いに無関心か、あるいは大きな捕食者が来た際には運命共同体として逸早く危険を察知する仲間なのか。 ちょっと人間には考えにくい高密度です。