今日の茅葺き替え準備作業。

朝、僕は参加できなかったのだが、いつものメンバーで竹を切りに行っていたようだ。
今日切った竹はイリヤー(?)と呼ばれる屋根の天辺のカヤを抑える為に使うものと、カヤの間に縄を通して突き刺す為に使う下写真のもの。名前は通し棒とか、「ハリ(針)」とか。(昨日12月9日の「おまけ」参照)。
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竹筒を貫く穴を空けるのではなく、こういう風に斜め切りしたものに穴を空ければ、紐の出し入れが容易になる。
また、より鋭くするために断面には鉋をかけて削ってある。

昼からは明日の茅葺き作業で忘れがちな、最後の部分の準備。
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同じ太さのカヤ束をきつく縛り直し、根元を揃えて切っている。
この揃えた束が20束一組で2組。(束数自体は適当)
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これが屋根の天辺、カンプの人から見える端に積まれるもの。

そして別で同じ太さの束を2つ用意し、このように先端と先端を合わせて握る。
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それを同じくもっと細いカヤの束で縛って2つの束を繋いでいく。
9箇所で縛ったカヤの余った部分はいい長さでカット。
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これも2本。これをサイという。
サイとは「サイマー(海老)」から来ているらしい。
PC100070

先ほどの根元を揃えたカヤの束にあわせると・・・・
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ちょうどピッタリ!

これの上に今日切った竹を並べ、マーニのフガラ(黒い繊維)で綯った縄で縛っていくらしい。
できれば本物の作業自体を見たいが、ジーマーリャーとして下にいる僕がこの最終工程を見れることは、おそらくないだろう。

さあ、いよいよ。明日が茅葺きだ。
天気は雨。気温も低いので寒そうだ。

今日の茅葺き替え準備作業。」への2件のフィードバック

  1. 古川勝信

    おはようございます!
    南の島の茅葺きは本州のとは違うんですか?
    イメージはインドネシアとかを想像してしまいます。

    返信
  2. goodoutdoor

    古川さん、コメントありがとうございます。
    逆に本州のものが分からないのですが、今、写真家の横塚さんが来ていて、曰く、パプアニューギニアなどの熱帯地方のものはここまで強固には作っていないと言っていました。
    ユイマールでもなければ、こんなに手間のかかることはできないでしょうし、台風のない地方は意外とゆるいのでしょう。
    むしろ、豪雪地帯のものが気になりますね。

    返信

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