子供もブガリノーシ?

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祖納集落内の文化財、新盛家(シンブリヤ)の石垣が3月の末の地震の際に壊れました。
なかなかこうした文化財を維持するというのは大変なことのようで、写真のように、本来カヤで見事に葺かれていた屋根はカヤが腐り落ちて、ブルーシートで応急処置。
かっての見る人を唸らせた清潔で素晴らしい佇まいは感じられなくなっていました。

さて、今日、日曜日というので、公民館の役員を中心に集落の人たち何名かで崩れた石垣(グシク)の修理が行われました。
残念ながら僕は仕事でしたが、なんと我家からは5歳のフクが同級生の男の子と一緒に参加。
それも僕が仕事から帰ってから聞いたのですが。

とは言え、フクなどがしっかりお手伝いできるわけもなく、実際は二人で新盛家の庭で木登りなどして遊んでいただけらしいのです。
それなのに、頑張って働いている人たちの為に婦人が炊き出したお昼ご飯のジューシー(炊き込みご飯)まで頂いてしまったようで・・・
これは後からよくよく問い質して聞き出しました。
館長、すみません。

まあ、そんなことを知らない僕が、風呂に入って体の潮を落としていたら、その相方の男の子が「おい!ふく~!」と入ってくるんですね。
そして、「じいちゃんがブガリするから新盛家まで来いって」
そうフクを誘う。
ブガリとは正確には「ブガリノーシ(疲れ治し)」の略。簡単に言えば、お疲れ会で酒飲んで肴食ってという会です。
本当は僕と一緒にヤエヤマボタルを見に行こうと言っていたのですが、公民館長であるじいちゃんがブガリに誘ってくれるのだから、子供でもやっぱり仕事したら(その時はちゃんとお手伝いしたものと信じていた)行く権利はあるのだろう・・・と妙に納得。
勿論、酒は飲ませられませんが。

フクもママに行っていい?と聞いて「OK」をもらうと、嬉しそうに男の子と飛んで出て行きました。
その姿があんまり良かったので、慌ててパチリと一枚。

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子供が育つにはいい島です。

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