月別アーカイブ: 2011年6月

お隣の村の・・・

干立の恒例市、オホホバザールに行ってきた。
暑くなってきたので、今回から夜市になったようだ。
その分、賑わっている。
ちょうど、干立の浜から夕陽が沈むのが見えた。
観光客らしき人も一緒に夕陽を見ている。
今日はいい一日だった。
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舞台の方では、地元ヨーシーの仲良田節から宴がスタートとなった。
仲良田節は稲刈りの始まりを祝う「シコマヨイ」から豊年祭までの約1ヶ月半だけ歌うことの許される歌で、島ではとても大事にされているし、毎年この歌を歌う日がくることを楽しみに過ごしているオジイもいる。
長い歌なので、ヨーシーが歌い終わった頃にはとっぷり日が暮れていた。
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この市、食べるものも色々あって楽しい。
鳥そば、ナーベラカレー、ソーメンチャンプルーや屋台にありそうな色々・・・。
それに明日からオープンという上原のパン屋さんも出店していた。
そして舞台では、子供カキ氷早食い・・・
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うちの娘は指名されたのに出て行かず。
ただでカキ氷食えるんだぜ?おい!
ダメだ・・・・。人の目を意識する年頃になってしまっている・・・
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そのくせ、AKB48の歌が流れると出て行って踊る・・・。
扱いにくい6歳だ!!

次はいつかね。
祖納の豊年祭前夜祭の方が先になるかね。
前夜祭と言えば、白浜海神祭の前夜祭が有名になってしまいましたが、祖納の豊年祭の前夜祭はそれよりずっと古くからあったんですよね。
ずっと昔から続く青年主催のこの行事は、けっこう大きいし、賑わうんです。
また報告できますかね。

沖縄県カヤックガイド協会第1回検定会(西表島会場)

2005年発足から7年。
協会にとって当初からの念願だったカヤックガイド公認制度がスタートした今年。
これは大きな進歩として沖縄県のカヤック業界全体が喜ぶべきことである一方で、こういう制度そのものを認めない諸先輩方との対立軸が鮮明ともなる諸刃の剣でもあります。
ま、しかし、僕ら受験する側はそんなことは考えないで、とにかく一生懸命合格する為のトレーニングをし、勉強をし、努力することです。この過程こそが検定会制度の目的であり、公認ガイドの資格は謂わばご褒美のようなものと考えた方がいいでしょう。

さて、その検定会が今日6月16日にありました。
島内の受験者は10名。うち2名は協会外からの受験となります。
9時半の白浜港での開会には沖縄県水上安全課の警部補、地元白浜の駐在さん、地元白浜公民館長と3名の来賓にもご参加いただき、励ましのお言葉をいただきました。
いよいよ午前の部、実技検定会のスタートです。
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実は、昨日、白浜港では何名かの有志が集まり、実技トレーニングをみっちり行いました。風の強い中でのトレーニングですから、より効果的でした。
実際の本番では緊張感も加わり、体も硬くなってしまいましたが、後半は練習会の成果あってか、みなそれぞれに持ち味を発揮し、高得点を重ねていったようです。
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僕ら、西表島のガイドがいいのは、今日検定会に来ているメンバー、みんな普段ツアーで顔を合わす知り合いであり、講習会から一緒に練習を積んだ仲間なんですよね。
だから、励まし合うことができるし、一緒に合格しようというアドバイスもし合えるんです。

そんな訳でお昼時も検定員のお三方を含め和気藹々。
検定員とは言っても、今日は立場が違うだけで、本来は同じ目的で協会に参加する仲間、先輩方です。

そして昼食後は受験者全員で知識を確認したりして、午後からの知識やロープワークなどの検定に向け備えました。
午後からの検定は、ロープワークの実技に始まり、海図天気図の読み、フィールドに対する知識、ガイドとしての意識などを筆記、口述で問われます。
全部が終了したのは午後6時ごろにもなっていたでしょうか・・・・。

結果は・・・・
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上の写真でみんなの笑顔が示すとおりの全員合格でした!
しかも満点2人(!!)
合格が70点以上という中で、平均点は80点台後半という快進撃。
もとからレベルが高かったのか?
確かにそういう人もいるでしょうが、全体の平均点を見れば、今回行われた一連の講習会、検定会関係が、西表のガイドのレベルを上げるのにとても有効的だったことが分かります。
今後も続けていく価値があることがはっきりとしましたね。

さあ、ぜ~んぶ済みました!!
後は、毎回恒例・・・・
ぱっとやります。
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今日はみんなで、まったく美味い酒を飲みました!!

今回は僕も受験生だったのであまり写真が撮れませんでした。
詳しくは
沖縄県カヤックガイド協会のブログ(僕の顔がすごいです)
検定員だったぱいしぃずさんのブログもご覧下さい。

残念!祖納公民館連覇ならず!!

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ようやくやってきました。
ゴンガチユッカ。白浜海神祭の日です。
僕ら、祖納公民館男子船子メンバーは8時半公民館集合。
最後の結団式を行い、決戦の地、白浜へ向かいました。
昨晩から南の風がかなり強くなり、心配したとおり、残念ながら、体重の重い僕はメンバーから外れることとなりましたが、一緒に頑張ったメンバーを信じ、今年もビデオを回します。
さて、祖納公民館の船は赤コース、マグロ。
時化た日には最も舵の取りにくい潮と風の影響をもろに受けるコースです。
しかも船は最も舵取りの難しいマグロの船。
案の定、舵取りを誤り、いい結果が出ないチームが続出の赤コース。
公民館対抗(本ハーリー)の直前に行われた婦人会のレースでも舵取りがうまくいかず、最後の最後で2位から4位に。
いよいよ本ハーリーです。
今年は誰にも負けない記録を出している祖納チーム。
それが果たしてまぐれだったのか、それとも底力の発現だったのか、そして真の王者たりえるのか、真価が問われる瞬間です。
まずはスタート。
公民館 001_0001
やや出遅れた祖納チーム。ライバル白浜のヤコ捌きが速い。
最初の旗ですでに5秒ほどの差がついてしまいました。
後から聞けば、赤のコースが最も間近を通過する防波堤を超えた瞬間に、防波堤に当たった返し波が横から船に襲い掛かり、いきなり水舟になったそうです。
アカ(水)が入れば、当然その分船は重くなりますし、一人はアカ汲みに労力を割かれます。
入らなかった白浜との差は大きくなるばかり。
公民館 024_0005
しかも、旗をまわった後にまた波風に押され、舟が思わぬ方向へ向かされるハプニング。
なんとか舵を切り、持ち直すも、写真の通り、2番目の旗を回り折り返した白浜と祖納の差はより大きくなっています。
最後はダントツの白浜。7分16秒。
大きく差を開けられ、準優勝となる2番手7分30秒代でゴールでした。
タイム的には今シーズン最悪です。
それでも、祖納チームは最後まで諦めることなく手を抜かず漕ぎ切りました。
公民館 044_0002
連覇ならず。
あまりの差に言葉も出ません。完敗でした。
もう一つのライバル干立に勝てたのが唯一の救いとは言え、一位を目指した以上、2位も3位も同じこと。
無念です。
取り組みが甘かったと言えばそうなのでしょう。
聞けば、白浜チームは最後の最後までヤコの漕ぎ方で先輩と現役の船子とが、争ったとか。
ピッチ漕法を求める先輩に対し、ピッチが速いと合わせ切れない人間が出てくるというのと、ヤコが深く入らないという2点から、長いストロークを重視する漕法を主張した青年。
これで負けたら、お前ら責任取れよ!とまで言われて貫いた白浜青年の意地。
天晴れ。
一方、そこまで熱くやった白浜に対し、我々はどうだったのか?
レギュラークラスは練習前半、姿を見せなかった。
それでは、底辺の底上げされても、全体の底上げにはならない。
弱い人間ばかりが責められ、強い人間がより強くなるきっかけを与えることができなかったのではないか?
自分が責められるのを恐れ、他のメンバーに対し、しっかり指摘しなかったのではないのか?
和を重視するあまり、喧嘩をしなかったのではないのか?
どちらがいいとは言えないが、今回は白浜の取り組む姿勢に分があったということ。
来年ももし、優勝を狙うならば、もっと自分達自身を追い詰めなくては。
そして僕はもっと体重を落とさねば!!
王道ははるか彼方に。

しかし、祖納にとって最も大事なことは、お隣の白浜部落の行事に全力を尽くすことではなく、これから次々行われる自分の村の行事に全力を尽くすこと。
まずは7月後半の豊年祭に向けての藁取。
青年は毎夕、仕事を終えてから、稲刈りの終わった田んぼで藁を集める。これが暑く、またずっと屈みっぱなしとなる為、腰にもきつい。
そして、前夜祭を合わせ3日間行われる豊年祭。夏の最大行事だ。
それが終われば、ソーロン。旧盆のアンガマの練習、そして本番。
さらに秋には3日間にわたる節祭。これも練習準備期間は2週間以上。
節では船も漕ぐ。祖納の船は白浜のハーリー船のように漕ぎやすい船ではない。立派に漕ぎ切って、沢山の世を汲んでくることが一番大切となる。
こうした大きな行事が目白押しの祖納公民館。
残念な結果には終わったが、今回のハーリーは今後の諸行事に向けて、青年が団結するよい機会になったことは間違いない。

さあ、明日から仕事だ。
頑張ろう!!

難しいものだ・・・。

ハーリー練習の話題ばかりですみません。
さて、昨日、ベストタイムを叩き出した祖納公民館チーム。
意気揚々と今朝は集合です。
が・・・・
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昨日と同じ船なのに・・・
7分3秒・・・。
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もう一つの重たい船では7分20秒・・・・。
一喜一憂するべきではないのでしょうが、王道の難しいことよ!!

それにしても一日中、頭の中はハーリーのことでいっぱいです。
本番ユッカノヒまで全くツアーなし。
お見事!!

見えた光。

昨朝から、本番の地、白浜港での練習が始まった。
集合はやっぱり555。
昨日は一番重いと言われるトビウオとマグロの船を漕ぎ、それぞれ7分30秒代と7分20秒代後半。
優勝した昨年の練習後半のタイムと較べると、かなり悪い。
重い空気が立ち込めたが、おのおのの漕ぎ方の確認、調整など次の日に向かって修正を行った。
僕は個人的にやっぱりカヌーの漕ぎ方の癖が抜けないようだ。
シーカヤックの場合、腰を捻転する力でパドルのブレードをやや「ハ」の字型に動かすが、ハーリーの場合は下半身の支えを元に、上半身を前に倒してヤコ(エーク)をできるだけ前方の水中深くに刺し、続いて体を後ろに引き付ける力をそのままヤコに伝える。
ヤコのブレードが水中を移動する軌跡は舷側に平行となる。これは激しく前後運動を繰り返すということなのだが、それはシーカヤックではピッチングといって、やってはいけない漕ぎ方である。
シーカヤックの場合は船が軽く小さい為、前後運動や舷側にブレードを沿わせる漕ぎ方はバランスを失う原因になる為だ。
簡単そうだが、長年の生活で身につけた漕ぎ方は、いくら頭で全く別の船と割り切ってみてもなかなか抜けない。
家に帰ってから、youtubeの石垣ハーリー、糸満ハーレーなどの動画で、本物の海人が勇ましく漕いで行くそのエーク捌きを何度も見て、イメージを作り上げた。

そして今朝。
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出張で抜けている一人を除き、時間にはばっちり船子が揃った。
今日は、昨日漕いでいない竜とカツオドリの船を漕ぐ。
港の手すりの内側にはライバルとなる白浜のオジイたちが、昨年度の優勝チーム僕ら祖納公民館の漕ぎを見に集まっていた。
その中、竜は7分1秒。昨日よりも大きくタイムを上げた。
僕自身はかなり自分の頭の中のイメージに近づけた気がする。ただし腕はパンパン。

ほんの少しの休憩後、今度は一番早いとされるカツオドリを漕ぐ。
面白いもので、パンパンの腕なのだが、ヤコを握るとまた力が戻ってくる。
2往復の間、一漕ぎ、一漕ぎに集中して一回も顔を上げることがなかった。
漕ぎあげた瞬間、おもわずえづく。
結果は・・・・
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圧巻の6分37秒。
昨年の本番、練習中を含めた最高タイムより10数秒も速い。
勿論、ライバル白浜の、聞いている今期のタイムよりもかなり速い。
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船を上げて団欒の一時。
明らかに昨日とは表情が違う。
それでもゆるみなく、今日の漕ぎ方の問題などを指摘し合っている。
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後2回しか練習はできない。
白浜も今日明日で仕上げてさらにタイムを上げてくるに違いない。
それにまだ一度も白浜でタイムを計っていない強豪干立公民館も不気味な存在だ。
島に戻った歌手の池田卓をはじめ、若返りを果たした船浮公民館も猛練習をしていると聞く。
祖納チームはしかし、連覇への光が見えた今、誰にも臆することなく、さらに2日間自らを追い詰めて新たな王道を切り開かなくてはならない。
西表オブ西表、祖納の歩む道はやはり王道が似合う。

それにしても、今年のハーリーはかなりの接戦となるだろう。
見ている側には最高に面白い戦いになること請け合いである。

問題は圧倒的に体重の重たい僕が、当日船に乗って漕げるかどうかだ。(笑)
天気、時化ませんように!!

おそがけカーナ。

今日はフクが予防接種を受ける日なので、昼までで保育所から帰ってきた。
あいにく天気は悪いのだが、約束どおり午後から一緒に遊ぶことにする。
本人は海で泳ぎたい!泳げないなんてイヤだ!!とずっと叫んでいたのだが、予防接種を受けた人間を海で泳がせるわけにもいかない。
そこで、ドライブ&膝までしか浸からない海藻採り&ワイルドライフセンター&スーパーでおやつ、という子供には魅力的な計画をもちかけ、とりあえず、フクに妥協させることに成功した。
ちなみにいつもこんなに甘い訳ではない。
ダメなものはダメ!と僕だって譲らない時もある。
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さて、ドライブ。
昨晩、公民館男子チームのハーリーに向けての栄養会があったので、帰りは午前様。
その後、2時近くまで仕事して、やっと寝たと思ったら、妙な暑さと蚊の襲撃にわずか1時間で目が覚めた。
そして早朝のハーリー練習。
完全な睡眠不足である。
運転していて少し眠気を感じた。
危ないのでフクとしりとりしながら運転をする。
これで眠気も覚めたうえにフクもテンションあげあげ。
楽しく目的地の浜まで行けた。
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本日の収穫目標、「カーナ」は川の河口域に生える海藻。
「カーナあるか~な~♪」なんて駄洒落た歌を適当に口ずさみながら水の中を歩く。
時期的に収穫するにはやや遅いが、探せばまだ若いものもあって、わずか1時間だけの作業で家に欲しい分ぐらいは手に入った。モズクのように1年分というわけではない。旬の今だけ食べられればいい。
4,5回はサラダに出来る量だ。
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泥の細かい海域に生える海藻なので、けっこう汚れが付着している。
家では大量の水がないと洗えないので、水がもったいない。
そこで帰り道、大見謝川の清流にて、きれいに洗って、掃除。
硬いものやゴミをより分けて捨てる。
ずいぶんキレイになったし、磯臭い匂いも落ちた。
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おうちに帰って、早速サラダでいただいた。
カーナは全体が緑色に染まるぐらいまでさっと湯がく。
そして流水でしめる。
これで独特のシャキシャキ、ポリポリした歯ごたえが残るのだ。
ドレッシングは、今日は石垣の塩ぽんず。
ただのポン酢にサラダオイルを合わせたドレッシングでも美味そうだ。
フクも喜んで食べた。
もっとチビの時は食べなかったものだが味覚も少し成長している。

でも、彼女は知らない。
自分で作ったものや採ったものを食べるということは実は一般にはスペシャルなことなのだと。
野菜が実る畑があり、海で魚や貝、海藻を採り、山では山菜に木の実、キノコ。
完全に自給自足できるわけもないが、こうした自分発の食材が時折、食卓を飾る。
それがいかに幸せなことかを。
いつか外に出て、ああ、全然違うんだな~と気付いて、その時、父を母を顧みるのだろう。