月別アーカイブ: 2011年6月

いやあ、大変だ~

台風で3日間、つぶれたと思ったら、その後も続いてしまうキャンセル依頼。
皆さん、それぞれやむにやまれぬ事情があるのでしょう。
今年はこういう年なのだと自分を納得させつつ。
それにしても・・・・
う~ん、ヤバイゾ、グッドアウトドア!!
頑張れ、グッドアウトドア!!

宣伝!
ナーラのサガリバナツアーはこれからピークシーズン。
今年は花もいっぱいです!!
皆さん、沢山見に来てね~。

台風一過。

1105-00
夜中のうちに無事通り過ぎてくれました。
メアリーさん。
思ったより風も弱く、こんなに近くを通ったにしては珍しく停電もなし。
週末に直撃する空気の読めなさで、満員御礼だった昨日、今日、明日のツアーをめちゃくちゃにして(全中止)、それ以降のお客さんにも飛行機の欠航などの影響を与えてキャンセルさせてくれたお転婆メアリー。
にしては、思ったより優しい風じゃないか。
幸い、西表の西ではなく、石垣の東を通ってくれたからだろう。
心配していた畑もほとんど無事だし、この分なら蕾が沢山ぶら下がっているナーラのサガリバナも大丈夫でしょう。下は23日のサガリバナ。あと、4、5日ですごいことになるね~なんて言ってた矢先でしたl。
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今後のツアー予定は27,29日がサガリバナツアー10時間。28日が12時間ツアー。30日がショートサガリバナ。
日中はアダナデ川サワートレック。こんなふうになります。
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まだまだツアー申し込みには余裕がありますので、興味のある方はご連絡くださいね。
0980-84-8116(グッドアウトドア)

暴風域

さあ、まもなく暴風域。
それとともにいつものごとく、電気が失わ
れ、暑く長い長い夜が始まります。
ここに来るのも、今度電気が回
復してから。明日の午後か夕方ぐらいかな~。
サガリバナ散りませ
んように・・・。

わらとり。

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今日は、豊年祭の大綱引きの綱作りの材料となる藁取りが、美田良の田んぼでありました。
幸い、僕はサガリバナツアーで早上がりだったので、午後1時からの作業も早めに参加することができました。
本来はもっと遅くに行われる藁取りですが、接近する台風4号の加減で、田んぼがどうなるか分からないということもあり、稲刈りがちょうど終わった方の田んぼで急遽行われることとなりました。
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おじいやおばあ、慰霊の日で休みの西表校の生徒達を含め、参加人数は58名。
フクも保育所の園児では唯一の参加です。
刈られた藁を揃えて束ね、同じ藁できつく縛っていきます。
それを30束ぐらいずつ交互にしてまとめ、ミナと呼ばれるガヤ(萱)で作られた簡易的な縄でさらにきつく縛ります。
計3反半の田んぼの藁を全部取り切りました。
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作業の合間には小学生にオジイ(とは言っても若いですよ)が藁でトンボを採る道具の作り方などを教えています。こうやって、島独特の知恵と遊びは伝えられていくのかも。
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集めた藁の束はトラックに上手に積んでいきます。
そしてこうなる!!
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トラックの荷台に見事に積まれた藁の束。
台風の雨風に晒されないよう、シャッターのある倉庫で保管です。
全部終わったのは7時前でした。
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その後は恒例、ブガリノーシ(お疲れ治し)。飲みです。
豊年祭の準備作業ゆえ、豊年祭ゆかりの歌、仲良田節が最初に全員で歌われました。
「仲良田の米よ。パナリ頂粟よ。粒調びみりば、ミリク(弥勒)世果報よ。泡盛まらし(作り)ウミシャグ(お神酒)ちくてぃよ。わした(我ら)ミヤラビ(美童)ちくてぃあるウジャキ(お酒)よ。」
と始まる10番まである歌で、豊年祭までしか歌えない歌でもあります。
特筆すべきは、10番目の歌詞、「あしび(遊び)なのかじ(場)にわさた(私の沙汰)見せなよ」
というもの。
つまり、神様に捧げる歌だから、遊びの場で歌うなという意味です。
すごいですね~。
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この後、豊年祭のアサヨイ当日まで、藁の管理、藁の追加、そして大綱綯い(チナカキ)までは、全て青年の仕事となります。その想いを熱く語る友人。
ところで、先日、西表青年会を無事卒業した僕ですが、ややこしいことに、この祖納村では、未だ青年部。
聞けば、青年部は節祭にてミリクをかぶる歳となる数え49まで。
12年後です。
まだまだ僕の青年としての活動は続きそうですね~。

豊年祭の様子はこんなの
1、

フクと川遊び。

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シーズンイン直前、最後の休日。
長女のフクと一緒に夏の思い出作りに川に出かけた。
僕は普段から川で遊んでばかりいるので、珍しくもないのだが、フクにとっては、パパがいなければ連れて行ってもらえない場所。それが、山であり、川であり、滝なのだ。
もう6歳。
ガイドの子供なんだから、少しはアウトドアで遊ぶ楽しさを知らなくては!
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今日、向かったのは大見謝川。
いまや沢山のアウトドアツアーが来るようになってしまった沢遊びの出来る川だが、昔は今日の僕らのように島の家族が子供を連れてくるところだったのだ。
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フク、初の飛び込み!
鼻をつまんで!とアドバイスしたら、飛び込む瞬間までつまんで、飛んだら放した。
意味ないやん。
でも、鼻つままないで飛び込めたら、もう上等!!
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こちらは天然のウォータースライダー。
プールのものより、距離は短いけど、激しいよね~。
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色々できるようになったね~。
滝で記念撮影。
動くなよ~。
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もう、滝にだって当たりにいけます。
泣きませんとも!
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いや、楽しかった~。
これだけ動ければ、もっと色々連れていけるな。
次はいつかな~。
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この笑顔を胸に、パパは夏を頑張って乗り越えます!!

そして夜は花火!
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花火を「おちょうだい!」するサオカ。
ママは押さえるのに必死で花火どころじゃなかったようです。

また台風ですか・・・・orz

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せっかく、台風2号の影響から回復してきた畑・・・。
建て直した棚ではナーベラやゴーヤが沢山実り、トマトも美味しくいただいて、またオクラも花を付け始め・・・。
ナーラではようやくサガリバナの蕾が沢山ぶら下がってきて、ほっと胸をなでおろしていたのに・・・。
また台風がやってきそうです。
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まだまだどういうコースを通るか分からない現在ですが、どうか来ないでほしい。
島をむちゃくちゃにしないでほしい・・・。
うまくパシー海峡を西にすり抜け、ホンコンあたりで消滅しないものか・・・・。
祈ります。
参考にして下さい。
http://www.usno.navy.mil/JTWC/
Tropical Storm 07W (Seven) Warning #02
刻々と進路予想が変化しますので、最新の状況が分かります。

日本人の品格

大震災の津波で家を失ったお客さん家族に、せめてもの気持ちにと島のピーチパインを送ったら、仙台の牛タンや、お漬物、娘たちの洋服まで逆に贈って下さった。
大変だろうに、本当に恐縮です。
ういう心を忘れない。日本人ってやっぱすごい人たちです。

西表島のカヤックガイド検定会の様子が記事になりました。

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6月16日に行われた西表島での沖縄県カヤックガイド協会のガイド検定会の様子が、八重山毎日新聞の記事になりました。
協会としては、念願だった検定会を無事、実施することができて、ほっとするところではありますが、これからも毎年、講習会、検定会を重ねて、しっかりした実績を作っていなくてはいけません。
一方、合格したガイド自身も、また次回以降の講習会に参加したり、自分でも技術を磨く努力をしたり、と協会のガイドであることを誇りに安全に活動を続けなければなりません。
検定会で合格することが終わりではない、そのことを忘れないようにしていきたいですね。