月別アーカイブ: 2009年4月

取材協力

大ジャンプ
今日は珍しくTVのお仕事。
とある滝で跳んできました。練習含めて約10回。
爽快でした。いらないものが毎回落ちていきました。
近くにいた女の子も跳びました。約7回。
本当は跳んではいけないどころか、近寄るのにも現在は許可がいる場所です。
大きな滝の中
落ちた滝壺から滝の真下に潜り込んでみました。すごい水量と水飛沫で別世界の感があります。でも、正直かなり疲れました。
川でのこの仕事が終わったのが、夕方5時45分ぐらい。
6時から、今度は海でシーカヤックです。しかも、なぜか天気は雨に・・・。
終わった7時半頃にはあたりまえですが、なんにも見えない状況でした。寒かったしね。
だけどもただ一つ言えることは、滅茶苦茶しんどかったけど、楽しかった~ってことですね~。
人生はしんどいことの方が多いじゃないですか。その一つ一つを楽しんで乗り越えていけるマゾさは、今も昔も絶対必要です。
番組名はまだ伏せときます。
放送予定は4月後半から5月前半の日曜日だそうです。

山と海と

ピサダミチ
今日は畑に植えた野菜の苗の支えにする細い竹を切りに、そばの山へと上る。山とは言うが、実はこちらが昔の祖納部落の跡。通称上村。今僕らが住む場所は下村と呼ばれた場所で、かっては今のような住宅地ではなく、田んぼだったという。
水がある低い場所は田んぼで、水のない高い場所に人が住む。少しでも多くの田んぼが得られると同時に湿地に住むマラリヤ蚊からの被害を逃れるためでもあったらしい。
この上村と下村を繋ぐ道、これが写真のピサダ道。大きな砂岩が敷き詰められた100メートルほどの上り坂だ。内地では神社や寺などで珍しくもないが、八重山や西表ではこうしたものは珍しい。問題は、階段状ではなく、スロープのように敷き詰めてある点。苔生した岩は実に滑る。
おばあたちも岩の上ではなく、岩の脇の、水が流れた跡にできた土の道を歩く。
文化財に、という話もあるが、僕はこのまま維持できるのならそれでいいと思う。
ツバメウオの子供
昼から僕はフィールド調査にカヤックで船浦へ。今日は潮が引いているので家族と義父母は、家の前の海に遊びに行った。海底に取り残された、ナマコやヒトデ、イソギンチャク、小魚の観察だ。僕の娘はこんなのが大好き。
いい環境に育っている。その素晴らしさを理解することなく、育ってから、ああ他の人とは違うんだ・・・と気付くんだろうな。
帰ってきたら、箱メガネの中に一匹の魚が。
浅くなりすぎた海に哀れしていたのを救ってあげたらしい。最初はただの葉っぱと思ったそうだ。今日一番の獲物。
僕に報告がてら自慢げに見せた後、潮の戻ってきた海に返しに行ったようです。

小学校入学お祝い

小学校入学祝
今日が西表校の入学式。小学生では5人が新1年生として入学しました。
そして、この日も夜は新入生のある家に地域住民が集まってのお祝い。今日は5人なので5件を梯子します。
3月4月は色々お祝いがあったり飲む機会の多い時期です。なかなか体調管理も大変です。お祝いの度に3キロ太る僕。なかなか痩身計画が進みません。
しかし、すごいね~、みんな。先輩が三線を弾き出すと、しっかり踊れる人が踊ります。写真に写っている2人はランドセルとヘルメットは被っていますが、勿論新入生ではありません。女子青年です。
即興の余興ながら、しっかり踊れて、笑いも拍手も取れる。
なんと芸達者な島でしょう。無芸な僕にはなかなか辛い部分もあります。(笑)
この日、このお宅では、眠りかけているところ当の新入生が無理やり叩き起こされて、いやいや目出度節を踊らされおりましたが、保育所で覚えたというそれは、また喝采を集める立派で可愛らしいものでした。芸ってのは仕込まれるものなんでしょうね。
芸人もまたよし!頑張れ、新入生!

新モズク

水中のモズク
去年採って保存しておいたモズクがついに底をついた。緊急に海に行って、モズクを調達してこなければ、ツアーの出戸ソバの具が一つ減ってしまう。
6種類の具とソバ、そしてスープで末広がりの八種混合が出戸ソバ。
さて、今日は昨日から来ている妻の両親、妻、娘と朝から東部までモズクを採りにいくことにしていた。が、急に朝、義父が行かないと言い出しだ。昨日中に届く筈だった荷物の中に海パンだのが入っていたのだが、これが届かなかった為、行きたくなくなったらしい。しょうがない。じゃあ、残りのメンバーで、と思っていたら、昨晩まで明日は保育所に行かずに海に行くと言っていた娘が、絶対保育所に行く!と9時にもなって言い出した。登園時間は9時半まで。
保育所行きたい!と言うものを無理やり休ませる訳にもいかず、結局急いで娘の登園準備。今までみんなを待って待って待ちくたびれた僕は何だったのか。
最後は自分一人で行くことに。
果たして到着した南風見田の海は、まだ潮が引いていなかった。僕は潮が引ききらない海で潜って採る派。ちょうどよかった。波打ち際には千切れて打ち寄せられたモズクが漂う。おお!大漁の予感!
まだ水は冷たいが、我慢できる。
モズク大漁
潮が引き切るまでの2時間にモズクを赤い網袋10袋。約100リットル収穫した。それでもかなりの重さになる。モズクは海の中にいっぱいだったから、根気さえあれば、いくらでも採れただろう。
最後は両手とも痺れがきていた。低体温症の前段階だ。
上って、温かいお茶を飲むとほっとした。
帰ってからはモズクの塩漬けと掃除。紛れ込んだ海草やゴミを丁寧に取り除く。
妻と義母も手伝ってくれて、早目に済んだ。ペットボトルと袋詰め。
モズク袋詰め終わり
一週間分のツアー用モズクが入る袋が数えたら27袋にもなった。僕らのハイシーズンは6月下旬~10月いっぱいのわずか16,7週間。
27あれば約1年分に少し余るぐらい。
去年、家族で行って、半分ぐらいしか採れなかったことを考えれば、結局、誰も連れて行かずに僕一人で行くのが一番効率的なんですね。
でも、少し寂しかった。
友達なんかに送りたい分もあるから、今度は家族でモズク採りに行きたいな。

保育園生になりました

入所式

西表保育所の入所式。うちの娘もついに保育所生になりました。
ここでは2歳から預かってくれますが、我が家では妻が自宅で僕のツアーに関する事務や諸々の仕事をしている関係で、なんとか子供を見ることが出来る。
むしろ、中学生までしか一緒にいられない島の親子関係を考えれば、そんな早くから子供を預けるのは寂しい・・・という考えでこれまで預けてきませんでした。
が、この地域では、ほとんどの子供が保育園に入るし、逆に入っていない子供がいないぐらい。そうなると娘は昼間、遊び相手になる子供がいません。
そろそろ他の子供たちと遊びたいと思い始めている娘のことを考えれば、そろそろ保育所に預ける潮時でしょう。
入所式2
今日の娘が喜んでくれるように、僕は昨日の晩、妻にボサボサの髪を切ってもらい、髭もきれいに落としました。すっきりした顔で、今日の日に臨みます。
今日から保育所生。明日から一週間は試運転で半日保育。昼前にお母さんのお迎えです。泣かずに妻のお迎えを待てるでしょうか。
でも本当に寂しいのは娘のいない日中を過ごす親の方なのかも知れません。

タケノコ神のお風呂入り

ミミズ煎餅
今日もタケノコ。今が旬なので頑張らなければ、一年分採れない。午前中採りに行って、昼ごはん後1時過ぎから剥き始める。剥く僕。剥いたのを切り分ける妻。チョッカイかける娘。やがて、先行していた僕に妻がついに追いついた。
仕事待ちになるので、昨日の晩までに焼けたお客さんの写真CDRを、妻は郵便局に出しに行くと言う。娘も付いて行った。この間に再び先行しておかなくては。
帰ってきた娘が嬉しそうに走ってきた。
「パパ!見て!ミミズが車に轢かれてたの!ミミズのおせんべえだよ!おいしそうでしょう!」
パリパリの干乾びたミミズ。付いた砂粒がゴマ粒のように見えて確かに美味しそうだが・・・・。本当に口に入れそうだったので、厳重に注意しておきました。
タケノコ神のお風呂
「タケノコこれからお風呂に入るの?」
「そう」「なんで~?」
妻が答える。
「煮ないと硬いし苦いし食べられないの」
「違う違う!」
娘の好きな「千と千尋の神隠し」。それになぞらえて僕は答えた。
「タケノコはね、タケノコ神さまになって、体にいっぱいついたダニを落とす為にお風呂に入らないといけないんだよ。体が痒い痒いからね~。そしてきれいになったら喜んでくれて美味しくなってくれるんだよ~。パパたちもこの後、みんなでお風呂に入らないと痒い痒いだからね」
「ふ~ん、そっか~」
今日の成果は前回より少し少ない。前回は大きなナベ4回。今日は大ナベ2に小ナベ1。
でも、しっかり僕も娘もダニに咬まれておりました。

タケノコ採り

タケノコ折り
今日は朝から日本最大の豪華客船飛鳥Ⅱが来るか来ないか、やきもきしながら港にいたのだが、すぐそばまで来た飛鳥は、時化ていてお客さんを島に上陸させることができないという判断のもと、引き返して行ってしまった。
今日は飛鳥Ⅱのお客さんがツアーのお客さんだったので、こうなってはしょうがない。全て中止。ツアーのお昼ご飯は僕のお昼ご飯に。
でも、一日が勿体無い。
早速僕は、ずっと気になっていたもののなかなか暇がなくて行けなかったタケノコ採りに向かった。祖納では老人たちが昨日からそばの山に入っている。4月から。そういう協定らしい。だが、僕は足があるので、老人の縄張りは荒らさない。
さて、初漁(?)だけにタケノコは大漁。重すぎる。2袋に分け、片方を背負うが、よろよろする。バランスの問題。何度も詰め直すがうまく行かない。
おまけに竹薮の歩ける空間というのは老人向きの背丈しかないので、僕の顔の位置には伸びた枝先がビシバシ当たります。目も開けていられない場所も。顔はいつの間にやら引っかき傷だらけ。そんな中をリュックから飛び出たタケノコの穂先に気をつけながら、また重い土嚢袋を前に抱いて出口を目指します。
採る時はいいんだけどね~。
タケノコ剥き(シノル)

帰ってきてからはタケノコの掃除。皮を剥いて、節の下の固い部分はナイフで切り分けて捨てていきます。
これが単純作業かつ重労働。
タケノコを振り振り、お立ち台で自作のてきと~歌を歌う娘に癒されつつ、黙々と作業です。因みに隣近所からもこの時間はパキパチという、タケノコの皮を剥く音が聞こえてきます。この時期の風物詩ですね。
昼2時前からかかって、終わったのは夕方7時前。
それから火を入れて灰汁抜きです。
皆さんに食べていただいている出戸ソバの具のタケノコ、こんな苦労して採っているんですよ~。