ようやく10本の綱が出来ても作業は終わらない。 今度は5本づつその綱を大綱に縒り合わせていく。 やり方は感動の伝統技術なり。 だが、いかんせん人が少ない。 どれもこれも重労働。 はっきり言って、写真を撮っている暇などない。 なので撮れたのは、既に完成した大綱。 ただこの青年の顔色を見てもらえば全てが理解できる筈。 いずれも普段から炎天下で仕事をしている若者なり。