カマス逃がす！！
2008/03/22
水落の滝
今日はお母さんと娘夫婦、そして妹さんという大人の家族がいらっしゃった。４人とも仲が良くすてきなご家族だ。
元気なので休憩を入れず、いきなり水落の滝まで漕いでいく。今日はそこそこ水量もあり、気持ちがいい。
お母さんまで全員十分浴びた後、滝を出発。
食事をする為の場所に向かう途中、それまであたりのなかったトローリングにいきなり大きなヒット！
巻き上げれば、それは４０センチオーバー、かなり太ったカマスだった。みんな大喜び。
「刺身！刺身！」大きなコールが起きる。
「待ってくださ～い！」向こうのカヤックでは、僕がカマスを持ち上げる瞬間をカメラに撮ろうとしている。
ところが、「では！」と僕がいよいよ取り入れようとした瞬間、みんなの目の前でプツンと糸が切れた。
あああ！
魚は一度水面を漂った後、慌てて手で掴もうとする僕の指の間をつるりと抜けて、深くに消えていった。
がっかり感が大きい。実際みんながそれを見ていただけに、しかも刺身！と一度喜んでいただけに。
幸い、刺身は上陸した場所から奇跡的に釣れたマクブー（シロクチベラ）で賄えたが、あの大きさのカマスのとろっとした刺身は、ああやはり思い出しても勿体無い。