大事なおじいちゃん、おばあちゃん
2008/08/21
アダナデ
今日は、７０代のおじいちゃん、おばあちゃんを含む３世代でのツアーご参加ということで、貸切ツアー。
なんだか、嬉しいなあ。そういう旅行のご家族に出会えたこと。とても仲のよいご家族で中心にはおじいちゃん、おばあちゃんがいる。
聞けば、同居でお父さんお母さんは共働き。おじいちゃん、おばあちゃんが二人の孫を慈しんで育てたそう。それで子供たちはおじいちゃんおばあちゃんっ子。
だからだねえ。
良かったねえ、おじいちゃん、おばあちゃんと楽しい旅行ができて！
僕も両親共働きの家に育ち、祖父母が僕の面倒をよく見てくれた。よく、なんてもんじゃなかったなあ。勉強も教えてもらったし、一番遊んでもらったし、いっぱい食べさせてもらった。僕の全ての基本はそこにある。
そして、僕が会社人間として生きる道を捨て、西表で自由に飛び回っているのを、どんな気持ちで祖父母は見ていたのか。だが、最後は一番応援してくれた。
でも、僕が独立し、妻子を持ってこの島に根っこを下ろした時には、祖父はいつのまにか歳をとり過ぎていた。
「ツクモのいる西表に一度は行ってみなければ」と言って、再び動ける体に治そうとしていたが、結局、昨年、西表には来れないまま、あの世へと旅立ってしまった。
僕はこんな仕事がら、実家に戻ることすらできなかった。
僕がもう少し早くしっかりと人生を歩み始めていたら、まだ体の元気な時に呼んであげられたのに・・・なんて思ってみてもしょうがないことを思ったりしたもんだ。
湿っぽくなったなあ・・。
大事にするんだよ！子供たち！
なんて、言わなくても大丈夫か・・・・。